西尾維新氏による〈物語〉シリーズ最新長編小説『鳥物語』が、2026年9月4日に講談社より発売される。発売を約2週間後に控えた8月19日には、新たに特別CMも公開された。
本作は〈物語〉シリーズファミリーシーズンの一作。イラストは引き続きVOFAN氏が担当する。物語は、臥煙伊豆湖の監視をかいくぐって阿良々木月火が失踪するところから動き出し、“不死鳥”をめぐる暗殺指令が再燃。斧乃木余接は、人気漫画家となった千石撫子を相棒に“鳥探し”へ奔走する。
> 軽いネタバレ注意: 以下では講談社および公式Xで公開されている『鳥物語』の導入部分について触れています。
クイックサマリー
- タイトル: 鳥物語
- 読み: トリモノガタリ
- ローマ字表記: Tori Monogatari
- 形式: 長編小説
- シリーズ: 〈物語〉シリーズ
- シーズン: ファミリーシーズン
- 著者: 西尾維新
- イラスト: VOFAN
- 出版社: 講談社
- 発売日: 2026年9月4日
- 定価: 1,980円(税込)
- 本体価格: 1,800円
- 判型: B6
- ページ数: 288ページ
- ISBN: 978-4-06-543739-1
- 位置付け: 完全新作・書き下ろし長編
- 特別CM: 2026年8月19日公開
- 物語の発端: 阿良々木月火が失踪
- 月火: 臥煙伊豆湖の監視を出し抜いて姿を消す
- 事件: 〈不死鳥〉暗殺指令が再燃
- 鳥探し: 斧乃木余接が奔走
- 余接の相棒: 千石撫子
- 現在の撫子: 人気漫画家
- 重要な怪異: 不死鳥 / しでの鳥
- 海外版: 現時点で新刊の正式発表なし
- アニメ化: 『鳥物語』単独での発表なし
特別CM、発売告知、書影

臥煙伊豆湖の監視を出し抜き、月火が失踪
『鳥物語』の導入でまず明かされたのは、阿良々木月火の失踪だ。
しかも、ただ家族に黙って姿を消したという話ではない。月火は臥煙伊豆湖による監視を出し抜いたとされている。
怪異の専門家として膨大な知識と情報網を持つ臥煙の目をすり抜けたという事実だけでも、事態が通常ではないことが分かる。
そして月火と切り離せないのが、その正体に関わる不死鳥の存在だ。
公式あらすじでは、月火の失踪に続いて「〈不死鳥〉暗殺指令、再燃!」と提示されている。過去から続く月火の特殊な立場が、再び現在進行形の危機へ戻ってきた形となる。
“鳥探し”に奔走する斧乃木余接
月火の行方を追う側として前面に出るのが斧乃木余接だ。
余接はこれまでも阿良々木家を取り巻く怪異事件と深く関わり、月火の“不死鳥”としての存在にも直接接点を持ってきた。
『鳥物語』では、そんな余接が“鳥探し”に奔走すると紹介されている。
“鳥”という言葉は当然ながら『鳥物語』というタイトルそのものにも重なる。
一方で、月火がどのような方法で監視を突破したのか、なぜ姿を消したのか、暗殺指令がどのような経緯で再び動き始めたのかは明かされていない。
そこが発売前の大きな謎として残されている。
相棒は“人気漫画家”千石撫子
今回のあらすじでもっとも印象的な組み合わせのひとつが、余接の相棒として登場する千石撫子だ。
しかも紹介文では、現在の撫子をはっきりと「人気漫画家」と表現している。
シリーズ初期の撫子を知る読者にとって、この肩書きだけでも彼女が積み重ねてきた変化を感じさせるものになっている。
漫画を描くことは、後年の撫子にとって自身の人生や将来を形作る重要な要素となった。
余接と撫子にはこれまでにも関係性が描かれてきたが、『鳥物語』ではそのふたりが阿良々木家に直結する問題を追う側として組むことになる。
阿良々木暦を常に中心に置く構図とは異なる組み合わせだけに、誰の視点で事件が描かれるのかも注目点のひとつだ。
ファミリーシーズン最新長編として刊行
公式の書影告知では、『鳥物語』は〈物語〉シリーズのファミリーシーズン最新長編小説として紹介されている。
ファミリーシーズンでは、2025年10月に『接物語』が刊行された。
『接物語』では斧乃木余接の誕生に関わる過去が扱われ、忍野メメ、貝木泥舟、臥煙伊豆湖、影縫余弦らの若き日のエピソードが描かれた。
そこから『鳥物語』では再び余接が重要人物となるものの、今度は月火と撫子を巻き込んだ現在の事件へ焦点が移る。
なお、『鳥物語』をもってファミリーシーズンが完結するという発表は現時点ではない。
288ページ、定価1980円。イラストはVOFAN
講談社公式の商品ページでは、書誌情報もすでに公開されている。
『鳥物語』はB6判・288ページで、定価は1,980円(税込)。本体価格は1,800円となる。
ISBNは978-4-06-543739-1。
著者は西尾維新氏、イラストはシリーズでおなじみのVOFAN氏が引き続き担当する。
8月7日には正式な書影も解禁され、9月4日の発売に向けて予約受付が進められている。
現時点では日本版の書誌情報が中心となっており、新刊『鳥物語』の海外版や翻訳版について具体的な発売情報は発表されていない。
8月19日に特別CM公開
発売直前の新たなプロモーションとして、8月19日に『鳥物語』特別CMが公開された。
本作は7月上旬に〈物語〉シリーズの完全新作・書き下ろし長編として正式発表。
7月6日には月火失踪、余接、撫子を含むあらすじが解禁され、8月7日には書影が公開された。
今回の特別CMは、そこから9月4日の発売へ向けて展開される最新の告知となる。
ただし、『鳥物語』そのもののアニメ化は発表されていない。
〈物語〉シリーズには長年のアニメ展開があるものの、今回公開された映像はあくまで新刊小説の特別CMであり、『鳥物語』アニメ版のPVと解釈するのは現段階では早い。
注目ポイント
1)月火と“不死鳥”の問題が再び物語の中心へ
長く知られている月火の特殊な正体が、失踪と暗殺指令の再燃によって再び大きな事件として浮上する。
2)余接×撫子という現在だからこその組み合わせ
それぞれ大きな変化を経験してきたふたりが、今度は“鳥探し”の相棒として動く。
3)ファミリーシーズンが過去から現在へつながる
『接物語』では余接誕生の過去を描き、『鳥物語』ではその余接が現在の阿良々木家に関わる事件へ戻ってくる。
4)発売前でも核心部分はほとんど伏せられている
月火の目的、暗殺指令を動かした人物、“鳥探し”の行き先など、導入以降の答えはまだ明かされていない。
小説情報
現時点で確認できる追加情報は以下の通り。
- 『鳥物語』は西尾維新氏による書き下ろし長編
- イラストはVOFAN氏
- 講談社より刊行
- 〈物語〉シリーズ ファミリーシーズンの一作
- 発売日は2026年9月4日
- B6判
- 288ページ
- ISBN 978-4-06-543739-1
- 定価1,980円(税込)
- 本体価格1,800円
- 阿良々木月火が臥煙伊豆湖の監視を出し抜いて失踪
- 〈不死鳥〉暗殺指令が再燃
- 斧乃木余接が“鳥探し”に奔走
- 相棒は千石撫子
- 撫子は人気漫画家として紹介
- 月火が失踪した理由は未発表
- 暗殺指令を動かした存在の詳細も未発表
- 章構成は現時点で未発表
- 『鳥物語』単独のアニメ化は未発表
- 8月19日に特別CM公開
- 8月7日に書影公開
- 書籍の詳細は講談社『鳥物語』公式ページで確認可能
- 最新情報は西尾維新公式Xで発信
- アニメ関連情報は〈物語〉シリーズ公式ポータルで公開されている
まとめ
『鳥物語』では、阿良々木月火の失踪をきっかけに“不死鳥”をめぐる問題が再び動き始める。斧乃木余接と、人気漫画家となった千石撫子が相棒として鳥探しに奔走するという、現在の〈物語〉シリーズだからこそ成立する組み合わせも大きな見どころだ。
発売日は2026年9月4日。B6判288ページ、定価1,980円で、イラストはVOFAN氏が担当する。8月19日には特別CMも公開された一方、月火失踪の真相や暗殺指令の詳細、『鳥物語』単独でのアニメ化についてはまだ明らかになっていない。
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