由畝啓によるライトノベル『悪役令嬢はしゃべりません』第6巻「止まらぬ滑車と偽りの王」が、オーバーラップ文庫より2026年8月20日に発売される。
ミユキルリアが手掛けた最新カバーも公開。王太子ライリーの南方視察に同行したリリアナのもとへ、国境の砦フィーニス陥落という報が舞い込む。
クイックサマリー
- タイトル: 悪役令嬢はしゃべりません 6.止まらぬ滑車と偽りの王
- 著者: 由畝 啓
- イラスト: ミユキルリア
- レーベル: オーバーラップ文庫
- 発売日: 2026年8月20日
- 価格: 957円(税込)
- 本体価格: 870円
- 判型: A6判
- ISBN: 978-4-8240-1730-7
- 主人公: リリアナ・アレクサンドラ・クラーク
- 第6巻の主な人物: ライリー、エミリア、オブシディアン、ビヴァリー辺境伯
- 主な舞台: 南方、ゼンフ神殿、国境砦フィーニス
- Web版: 「小説家になろう」で連載中
- 受賞歴: 第9回オーバーラップWEB小説大賞・金賞
- コミカライズ: 決定済み
- 漫画版の詳細: 未発表
- アニメ化: 未発表
第6巻カバー&公式告知

南方視察の最中、国境砦フィーニス陥落
国内では国王派とアルカシア派の対立が続き、周辺国との緊張も解けないスリベグランディア王国。
そんな情勢下で、リリアナは婚約者として王太子ライリーの南方視察に同行する。
ゼンフ神殿や市街を訪れるなか、リリアナは各所に漂う不穏な気配を察知。警戒を強めた矢先、国境を守る砦フィーニスが陥落したとの知らせが届く。
これまで宮廷や貴族社会を中心に進んできた権力争いは、ついに国境を巻き込む軍事的な危機へと発展する。
ライリーたちは奪還策を模索、エミリアも動く
フィーニス奪還に向け、ライリーとビヴァリー辺境伯は作戦を練り始める。
さらに“原作ヒロイン”であるエミリアも、この局面で存在感を見せるという。
リリアナが6歳の頃から原作の破滅ルートを回避しようと動き続けた結果、この世界では本来命を落とすはずだった人物が生き残り、人間関係や勢力図も大きく変わってきた。
第5巻ではいよいよ“原作”の開始時期を迎えたものの、彼女が知るゲームの知識は、もはや絶対的な攻略情報とは呼べない。
フィーニス陥落という大事件にエミリアまで加わることで、原作とのズレがどこまで広がるのかも気になるところだ。
リリアナは誰にも明かさず“別の一手”を打つ
王太子たちが表立って奪還作戦を進める一方、リリアナはいつものように水面下で動き出す。
しかも今回は、配下となったオブシディアンにさえ全容を明かさないまま、独自の反撃策を進めるという。
公式あらすじには、精神干渉に関わる禁術と魔王の魔力の相性に触れる、意味深なリリアナの言葉も掲載されている。
誰に、何のためにその術を使おうとしているのかは伏せられたまま。単純な砦奪還では終わらないことを予感させる要素となっている。
圧倒的な魔力だけでなく、情報戦や謀略、裏社会の人脈まで駆使して盤面を動かすリリアナらしさが、第6巻でも存分に描かれそうだ。
“声を失った悪役令嬢”が運命を壊していく物語
リリアナは6歳のとき、流行病による高熱で前世の記憶を取り戻し、自分がかつて遊んだ乙女ゲームの悪役令嬢だと気付いた。
同時に声を失い、本来なら詠唱が必要な魔術を使ううえでも大きなハンデを背負うことになる。
ところが本人は、「声が出ないなら無詠唱魔術を身につければいい」と発想。実際にそれを習得し、規格外の魔力と頭脳を武器に、次々と事件や陰謀を潰してきた。
当初の目的はあくまで破滅回避だったはずが、行動すればするほど“原作”とは異なる人物や事件が増え、王国を揺るがす問題の中心へ近づいていく。
第6巻では、その積み重ねがついに国境戦へとつながる。
注目ポイント
1)政治劇から国境戦へ
フィーニス陥落により、王国内の派閥争いだけでなく、国家規模の軍事危機が本格化する。
2)原作知識がますます通用しない
リリアナ自身が歴史を変え続けたことで、ゲームで知っていた未来との乖離はさらに大きくなっている。
3)“原作ヒロイン”エミリアの動向
これまで以上に前面へ出るエミリアが、ライリーやリリアナとどのような立場で関わるのかも見どころ。
4)オブシディアンにも伏せた秘密の策
味方にも全容を明かさないリリアナが、今回どんな方法で敵の盤面を崩すのかが大きな焦点となる。
書籍情報
現時点で判明している主な情報は以下の通り。
- 『悪役令嬢はしゃべりません』は由畝啓による異世界転生×暗躍バトルファンタジー
- イラストはミユキルリア
- 第6巻は2026年8月20日発売
- 定価は957円(税込)
- A6判、ISBNは978-4-8240-1730-7
- 国境砦フィーニス陥落が第6巻の大きな事件となる
- リリアナはライリーの南方視察に同行
- エミリアも砦奪還をめぐる局面で動く
- リリアナはオブシディアンにも伏せた反撃策を進める
- 第9回オーバーラップWEB小説大賞で金賞を受賞
- Web版は「小説家になろう」で現在も連載中
- Web版は第一部完結後、第二部へ移行している
- コミカライズは決定済みだが、連載媒体や作画担当などは未発表
- アニメ化は発表されていない
- 第6巻の詳細はオーバーラップ公式商品ページで確認できる
- キャラクターや世界観は作品公式特設サイトに掲載
- Web版は小説家になろうで公開されている
まとめ
『悪役令嬢はしゃべりません』第6巻では、フィーニス陥落をきっかけに、王国をめぐる争いが一気に国境へと広がる。
表ではライリーたちが砦奪還へ動き、裏ではリリアナが誰にも明かしていない策を進める。禁術と魔王の魔力がどう結びつくのかを含め、その“反撃の一手”が第6巻最大の焦点になりそうだ。
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