Crunchyrollは、新海誠監督による5作品を2026年9月22日よりインドネシア向けに配信する。対象となるのは『言の葉の庭』『星を追う子ども』『秒速5センチメートル』『雲のむこう、約束の場所』『ほしのこえ』の5作品。
いずれもインドネシア語字幕に対応する。2002年の『ほしのこえ』から2013年の『言の葉の庭』まで、新海監督が『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』で世界的な注目を集める以前の歩みをまとめて楽しめるラインナップとなっている。
クイックサマリー
- 発表内容: 新海誠監督作5本をCrunchyrollインドネシアで配信
- 発表日: 2026年9月21日
- 配信開始: 2026年9月22日
- 対象地域: インドネシア
- 配信サービス: Crunchyroll
- 配信形態: プレスリリースではCrunchyrollインドネシア独占配信
- 字幕: インドネシア語
- 作品数: 5本
- 監督: 新海誠
- 作品: 言の葉の庭
- 公開年: 2013年
- 作品: 星を追う子ども
- 公開年: 2011年
- 作品: 秒速5センチメートル
- 公開年: 2007年
- 作品: 雲のむこう、約束の場所
- 公開年: 2004年
- 作品: ほしのこえ
- 公開年: 2002年
- 対象作品の年代: 2002~2013年
- Crunchyrollが挙げるテーマ: 運命
- テーマ: 愛
- テーマ: 絆
- テーマ: 時間
- コレクションの特徴: 新海監督の初期~中期作品
- インドネシア向けアニメ作品数: 650タイトル以上
- インドネシア語字幕対応: 約400タイトル
- 月額料金: 39,000ルピアから
- Mega Fan: 月額49,000ルピア
- Mega Fan: 最大4台のデバイスで視聴可能
- Mega Fan: オフラインダウンロード対応
- Mega Fan: Game Vault限定80タイトルにアクセス可能
- 5作品の配信終了日: プレスリリースでは未発表
『言の葉の庭』―雨の日に出会うタカオとユキノ
今回の5作品で最も新しいのが、2013年公開の『言の葉の庭』。靴職人を目指す高校生・タカオと、雨の朝に日本庭園で出会った年上の女性・ユキノの関係を描く。

約束を交わしたわけでもないふたりは、雨の日になると同じ庭で顔を合わせるようになる。雨や庭の風景、心の距離、時間の経過そのものを人物関係へ結びつけた、新海監督らしい演出が色濃く表れた作品だ。
『星を追う子ども』―地下世界アガルタへ向かう旅
2011年公開の『星を追う子ども』は、より大きなスケールの冒険ファンタジー。父の形見である鉱石ラジオから聞こえた不思議な歌をきっかけに、少女アスナの物語は地下世界アガルタへとつながっていく。

新海監督の作品の中でも冒険色が強く、異世界や神話的な存在を交えながら、喪失や別れ、もう一度大切な人に会いたいという思いを描いている。
『秒速5センチメートル』―離れていくふたりと時間
2007年公開の『秒速5センチメートル』は、遠野貴樹の人生を複数の時代にわたって追っていく作品。篠原明里との関係は、転居や時間の流れ、日常の変化によって少しずつ距離を広げていく。

3つの連作で構成され、物理的な距離と心の距離を重ねて描く作品として、新海監督のフィルモグラフィーを代表する一本となった。タイトルは、桜の花びらが落ちる速度を示す言葉として物語の冒頭から印象的に使われている。
『雲のむこう、約束の場所』―塔を目指した少年たちの約束
『雲のむこう、約束の場所』は2004年公開。南北に分断されたもうひとつの日本を舞台に、ヒロキとタクヤが北海道にそびえる巨大な塔へ行くため、小型飛行機を作るところから物語が始まる。

ふたりはサユリとともに塔へ行く約束を交わすが、彼女の突然の失踪によって計画は止まってしまう。青春の約束と人間関係に、並行世界や技術、巨大な塔をめぐるSF要素を重ねた作品となっている。
『ほしのこえ』―宇宙が引き離すふたりのメッセージ
今回のラインナップで最も古い作品は、2002年の『ほしのこえ』。長峰美加子と寺尾昇が、宇宙と地球に離れた後も携帯メールを通じてつながろうとする姿を描く。

美加子が地球から遠ざかるほど、メッセージが届くまでの時間も長くなっていく。短い作品ながら、距離、通信、時間、孤独、そして離れた相手を思い続ける感情など、後の新海作品につながる要素がすでに鮮明に表れている。
『君の名は。』以前の新海誠をたどる5作品
今回配信される5作品は、2002年の『ほしのこえ』から2013年の『言の葉の庭』まで、10年以上にわたる期間をカバーしている。
『ほしのこえ』では宇宙規模の距離を通じてふたりの関係を描き、『雲のむこう、約束の場所』ではそれを架空の戦後日本へ拡大。『秒速5センチメートル』では再び日常に近い場所へ戻り、人間同士が自然に離れていく時間を描いた。
その後、『星を追う子ども』ではファンタジーと冒険へ踏み込み、『言の葉の庭』では雨の日の日本庭園という限定された空間で、ふたりの距離を丁寧に描いている。
形式は大きく異なるものの、Crunchyrollは5作品を通して運命、愛、絆、時間といったテーマに注目している。
インドネシア語字幕対応作品は約400タイトルに
Crunchyrollは今回のプレスリリースで、インドネシア国内で視聴できるアニメが現在650タイトル以上に達していることも明らかにした。
このうち約400タイトルがインドネシア語字幕に対応。新海誠監督作5本の追加も、インドネシアの視聴者が現地語字幕で楽しめる作品を広げる取り組みのひとつとなる。
料金は月額39,000ルピアから。Mega Fanは月額49,000ルピアで、最大4台のデバイスでの視聴、オフラインダウンロード、Game Vaultの限定80タイトルへのアクセスが含まれるとしている。
注目ポイント
1)新海誠監督の約10年間の変化をまとめて見られる
2002年から2013年までの5作品がそろうため、映像表現や物語のスケールがどのように変化したのかを追いやすい。
2)5作品すべてがインドネシア語字幕に対応
今回の発表ではローカライズが大きなポイントとなっており、インドネシアの視聴者にとってアクセスしやすい形で配信される。
3)世界的ヒット以前の作品に焦点を当てたラインナップ
『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』ではなく、それ以前に新海監督の作家性を形作った作品が中心となっている。
4)後の作品につながるテーマを初期作品から確認できる
距離、通信、時間、喪失、そして誰かとつながろうとする気持ちは、『ほしのこえ』の時点ですでに重要なテーマとして描かれている。
配信・作品情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- 5作品は2026年9月22日より配信開始
- 今回の発表対象地域はインドネシア
- 全作品がインドネシア語字幕に対応
- プレスリリースではCrunchyroll独占配信と案内
- 配信終了日は未発表
- 配信ローテーションや終了予定も未掲載
- 『言の葉の庭』は2013年作品
- 『星を追う子ども』は2011年作品
- 『秒速5センチメートル』は2007年作品
- 『雲のむこう、約束の場所』は2004年作品
- 『ほしのこえ』は2002年作品
- 5作品はいずれも新海誠監督作
- ロマンス、青春、ファンタジー、SFなど幅広い作風を含む
- Crunchyrollは共通するテーマとして運命、愛、絆、時間を挙げている
- プレスリリースによるとインドネシア向けカタログは650タイトル以上
- 約400タイトルがインドネシア語字幕に対応
- 月額料金は39,000ルピアから
- Mega Fanは月額49,000ルピア
- Mega Fanは最大4台のデバイスに対応
- オフラインダウンロードにも対応
- Game Vault限定80タイトルへのアクセスも含む
- 料金・特典は2026年9月21日付プレスリリース記載時点の情報で、今後変更される可能性がある
- 配信サービスはCrunchyroll Indonesiaからアクセス可能
- 公式映像は『言の葉の庭』公式予告篇で公開
- 公式映像は『星を追う子ども』公式予告編で公開
- 公式映像は『秒速5センチメートル』公式予告編で公開
- 公式映像は『雲のむこう、約束の場所』公式予告編で公開
- 公式映像は『ほしのこえ』公式予告編で公開
まとめ
9月22日からの配信では、2002年の『ほしのこえ』から2013年の『言の葉の庭』まで、新海誠監督の約10年間を代表する5作品をインドネシア語字幕付きでまとめて楽しめる。
今回のプレスリリースでは配信終了日は明らかにされていない。現時点では、5作品とも2026年9月22日よりCrunchyrollインドネシアの独占配信ラインナップとして案内されている。