ヤマハは歌声合成ソフトウェアの新世代となる『VOCALOID7』を正式発表し、2026年11月11日に発売すると明らかにした。VOCALOID7 Editorでは、VOCALOID3からVOCALOID6までの既存ボイスバンクも引き続き使用できる。
一方、クリプトン・フューチャー・メディアは『初音ミク V6』について、VOCALOID7対応の日本語・英語ボイスバンクをヤマハと共同で開発中。2027年のできるだけ早い時期に、すべての『初音ミク V6』ユーザーへ無償提供する方針だ。
クイックサマリー
- 製品名: VOCALOID7
- 開発: ヤマハ株式会社
- 種類: 歌声合成ソフトウェア / ボーカルエディター
- 発表日: 2026年10月9日
- 発売日: 2026年11月11日
- エディター: VOCALOID7 Editor
- 日本価格: 税込16,500円
- グローバル価格: 税別129米ドル
- 同梱ボイスバンク: asa
- アップグレード版: あり
- 日本アップグレード価格: 税込8,580円
- グローバルアップグレード価格: 税別69米ドル
- 期間限定価格: 11月11日~12月20日
- 日本キャンペーン価格: 税込5,500円
- グローバルキャンペーン価格: 税別39米ドル
- アップグレード対象: VOCALOID3~VOCALOID6ユーザー
- VOCALOID Editor for Cubase: グローバル案内では対象
- VOCALOID6 Editor Lite: 対象外
- VOCALO CHANGER PLUGIN: 対象外
- 互換性: VOCALOID3~VOCALOID6の全ボイスバンク
- 旧世代ボイスバンク: 対応する世代の合成方式で発音
- VOCALOID7新機能: 詳細未発表
- 今後のボイスバンク: 続報予定
- 関連製品: 初音ミク V6
- 初音ミク開発: クリプトン・フューチャー・メディア
- 初音ミク V6発売: 2026年4月14日
- エンジン: VOCALOID:AI
- V6ボイスバンク: Original
- V6ボイスバンク: Soft
- 現在の対応言語: 日本語
- 現在の対応言語: 英語
- 中国語: 今後のアップデートで対応予定
- VOCALOID7対応: 開発中
- V7対応ボイスバンク: 日本語・英語
- 提供目標: 2027年のできるだけ早い時期
- V7対応ボイスバンク価格: 無償
- 対象: すべての初音ミク V6ユーザー
- 提供方法: 未発表
- 具体的な提供日: 未発表
- 中国語V7対応: ヤマハと共同開発中
- 中国語の時期: 早期提供を目指す
- V7発売後のV6 Voicebank: VOCALOID7 Editor Liteを同梱
- V7発売後のStarter Pack: VOCALOID7 Editorを同梱
- 10月9日以降のVOCALOID6購入: アップグレード用クーポン対象
- 日本クーポン額: 5,500円
- グローバルクーポン額: 税別39米ドル
- クーポン利用: キャンペーン中は追加負担なしでV7 Upgradeを購入可能
- 初音ミク V6 Starter Pack: クリプトン案内でも対象
- 10月8日以前の購入: 原則として有償アップグレード見込み
- クリプトン: 旧ユーザー向け対応をヤマハと協議中
- 続報: 11月11日までに案内予定
- PLUS VOICEBANK Campaign: 実施
- ボイスバンク同時購入時の日本価格: 13,200円
- グローバル価格: 税別109米ドル
- 新V7ボイスバンク: AI Megpoid
- AI Megpoid発売: 2026年11月11日
- 音声提供: 中島愛
- Voice Type: Native
- Voice Type: Whisper
- Voice Type: Cute
- Voice Type: Downer
- Voice Type: Power
- Voice Type: Soft
- Voice Type: Vivid
- Voice Type: Ballade
- VOCALOID7 Editor Lite: 無償提供予定
- 必要メモリー: 8GB以上
- 必要ストレージ: 2GB以上
- Windows: Windows 11 Version 22H2以降
- macOS: macOS 15 / 26 / 27を掲載
- 現在: 発売前
VOCALOID7と『初音ミク V6』


VOCALOID3~6のボイスバンクを継続利用可能
VOCALOID7 Editorでは、VOCALOID3、4、5、6向けに発売されたボイスバンクをそのまま利用できる。
ただし、旧世代のボイスバンクがVOCALOID7世代の音源へ自動的に変換されるわけではない。ヤマハによると、VOCALOID7以前のボイスバンクは、それぞれに対応したバージョンの合成音で発音する。
長年構築してきたボイスバンク環境を維持しながら、新エディターへ移行できる形だ。
『初音ミク V6』はV7専用対応を開発中
クリプトンは『初音ミク V6』について、単純な後方互換だけではなく、VOCALOID7に対応した日本語・英語ボイスバンクをヤマハと共同開発している。
完成後は、2027年のできるだけ早い段階で、すべての『初音ミク V6』ユーザーへ無償提供する予定だ。
具体的な配布日や入手方法は未定。中国語ボイスバンクについても対応を進めているが、こちらも提供時期は発表されていない。
V7発売後は同梱エディターも変更
VOCALOID7発売後、『初音ミク V6』製品に付属するエディターも新世代へ切り替わる。
通常のVoicebank製品はVOCALOID6 Editor LiteからVOCALOID7 Editor Liteへ、Starter PackはVOCALOID6 EditorからVOCALOID7 Editorへ変更される予定。
これから購入するユーザーにとっては、新世代環境へそのまま入れる構成になる。
新規購入者と既存ユーザーのアップグレード
VOCALOID7 Editorは税込16,500円、アップグレード版は税込8,580円。11月11日から12月20日までは5,500円の期間限定価格になる。
10月9日以降にVOCALOID6 Editor同梱製品を購入した場合は、5,500円分のクーポンが提供され、キャンペーン期間中なら追加負担なしでアップグレード版を入手できる。
一方、10月8日以前に『初音ミク V6 Starter Pack』を購入したユーザーについては、ヤマハの発表上は有償アップグレードとなる見込みで、クリプトンは具体的な対応を引き続き協議している。
AI Megpoidも11月11日に登場
VOCALOID7発表と同時に、インターネットは『VOCALOID7 Voicebank AI Megpoid』の予約受付を開始した。
中島愛の声をもとに制作され、Native、Whisper、Cute、Downer、Power、Soft、Vivid、Balladeの8種類のVoice Typeを搭載する。
VOCALOID7 Editorと同じ11月11日に発売予定だ。
注目ポイント
1)旧世代の資産を残したまま移行できる
VOCALOID3~6のボイスバンク互換により、長年の音源ライブラリを継続して利用できる。
2)『初音ミク V6』には専用の移行ルートを用意
後方互換だけに頼らず、日本語・英語のVOCALOID7対応ボイスバンクが改めて開発される。
3)VOCALOID7本体の新機能はまだ伏せられている
価格や互換性、アップグレード制度は判明した一方、エディターの中核機能は今後の発表を待つ必要がある。
VOCALOID7/『初音ミク V6』情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- VOCALOIDは2003年に登場
- VOCALOID7はヤマハの最新世代エディター
- VOCALOID6は2022年発売
- 約4年ぶりのメジャー世代更新となる
- VOCALOID7は2026年10月9日に発表
- 発売日は11月11日
- 通常版にはasaを同梱
- 日本価格は税込16,500円
- グローバル価格は税別129米ドル
- 通常アップグレード価格は税込8,580円
- グローバルでは税別69米ドル
- 期間限定アップグレード価格は税込5,500円
- グローバルでは税別39米ドル
- キャンペーンは12月20日まで
- アップグレードには対象製品のシリアルコードが必要
- VOCALOID3ユーザーが対象
- VOCALOID4ユーザーが対象
- VOCALOID5ユーザーが対象
- VOCALOID6ユーザーが対象
- グローバル案内ではVOCALOID Editor for Cubaseも対象
- VOCALOID6 Editor Liteは対象外
- VOCALO CHANGER PLUGINも対象外
- VOCALOID3~6の全ボイスバンクを利用可能
- 旧ボイスバンクは各世代の合成方式を維持
- VOCALOID7の詳しい新機能は未発表
- 今後のボイスバンク詳細も続報予定
- VOCALOID FAN-ding関連の一部音源はV6予定からV7へ変更
- LUCIは11月11日発売予定
- 紡乃世詞音は12月下旬発売予定
- 櫻歌ミコも対象リストに含まれる
- 雨晴はうも対象リストに含まれる
- 雪音りう Vも対象リストに含まれる
- 夜語トバリも対象リストに含まれる
- PLUS VOICEBANK Campaignも実施
- ボイスバンク同時購入時の日本価格は13,200円
- グローバル価格は税別109米ドル
- AI MegpoidはVOCALOID7専用ボイスバンク
- 音声は中島愛をベースに制作
- 8種類のVoice Typeを搭載
- AI Megpoidでは1トラック内に日本語・英語・中国語を混在可能
- VOCALOID7 Editor Liteは無償ダウンロード予定
- Lite版はスタンドアロン専用
- Lite版ではVST/AU形式を利用できない
- Lite版は最大2トラック構成
- 『初音ミク V6』の開発元はクリプトン・フューチャー・メディア
- メインビジュアルはLAM
- CV / Voice Materialは藤田咲
- VOCALOID:AIに最適化
- Originalボイスバンクを収録
- Softボイスバンクを収録
- 現在は日本語・英語に対応
- 中国語対応も予定
- SONICWIREでのVoicebank価格は税込10,780円
- Starter Packは税込24,200円
- 現在のStarter PackにはVOCALOID6 Editorを同梱
- Voicebank版にはVOCALOID6 Editor Liteを同梱
- V7発売後はそれぞれVOCALOID7版へ変更
- VOCALOID7対応の日本語版Miku V6を開発中
- VOCALOID7対応の英語版Miku V6を開発中
- 両ボイスバンクは全Miku V6ユーザーへ無償提供予定
- 提供目標は2027年の早い時期
- 詳細な日付は未発表
- 配布方法も未発表
- 中国語対応もヤマハと共同で進行
- 中国語版の提供時期は未発表
- 10月9日以降にMiku V6 Starter Packを購入したユーザーは移行施策の対象
- それ以前の購入者には現時点でV7 Editor完全版の無償提供は確定していない
- クリプトンは旧ユーザー向けの扱いをヤマハと協議中
- 必要メモリーは8GB以上
- エディター用空き容量は2GB以上
- 最低画面解像度は1366 × 768
- 認証にはインターネット接続が必要
- WindowsではASIO / DirectSound対応
- macOSではCoreAudio対応
- VOCALOID7の詳細はOfficial VOCALOID Websiteで公開
- ヤマハからの最新情報はOfficial VOCALOID Xで発信
- Miku V6の対応方針はSONICWIRE Blogで公開
- 製品情報はHatsune Miku V6 Official Product Pageで確認可能
- Starter Pack情報はHatsune Miku V6 Starter Pack Pageで公開
- AI Megpoid情報はVOCALOID7 Voicebank AI Megpoidで公開
まとめ
『VOCALOID7』は11月11日から新世代へ移行しながら、VOCALOID3~6の既存ボイスバンクを継続利用できる環境を維持する。『初音ミク V6』にはさらに、日本語・英語の専用対応ボイスバンクが無償で用意される。
一方、VOCALOID7 Editorの具体的な新機能や、『初音ミク V6』対応版の正確な提供日・配布方法はまだ未発表。発売までの追加情報が次の焦点となる。
- Yamaha VOCALOID — Official VOCALOID7 Release Announcement, Pricing, Compatibility, Upgrade, System Requirements, and Megpoid Information
- SONICWIRE — Official Hatsune Miku V6 VOCALOID7 Compatibility Plan, Free Voicebank Update, and Editor Bundle Changes
- SONICWIRE — Official Hatsune Miku V6 Product Information, Voicebanks, Languages, Price, and Included Software
- SONICWIRE — Official Hatsune Miku V6 Starter Pack Information and Bundled VOCALOID6 Editor Details
- INTERNET Co. — Official VOCALOID7 Voicebank AI Megpoid Details and VOCALOID7 Editor Lite Information
- AUTOMATON — October 9, 2026 Coverage of VOCALOID7 Announcement and November 11 Launch