十利ハレによるダークファンタジー小説『グリムコネクト3 ―ラプンツェルの章 上―』の紙書籍版書影が、2026年11月5日に公式Xで公開された。イラストはにゃんぽが担当。2025年11月に電子書籍として刊行された第3巻が、2026年12月に紙の単行本として発売される。
書誌情報によると、紙書籍版は2026年12月25日発売予定で、定価1,650円(税込)、350ページ、B6判。物語では主人公の御空マヒルが、十層からなる巨大な塔「シエルトーレ」を舞台とした『ラプンツェル』の世界に挑む。上層の住民が下層を支配する社会と、最上階に存在するとされる魔女を巡る謎が、新たな試練として立ちはだかる。
> 軽いネタバレ注意: 本記事では、マヒルがこれまでに攻略した童話世界について簡単に触れますが、各章の結末の詳細は扱いません。
クイックサマリー
- シリーズ名: グリムコネクト
- 英語表記: Grimm Connect
- 巻数: 第3巻
- 巻タイトル: ラプンツェルの章 上
- ローマ字表記: Rapunzel no Shō (Jō)
- 作品形態: 日本のファンタジー小説
- ジャンル: ダークファンタジー、アクション、ミステリ、童話
- 主なテーマ: 狂った童話世界と死に戻り
- 著者: 十利ハレ
- イラスト: にゃんぽ
- 担当編集: オタクペンギン(社長)
- 出版社: BookBase
- レーベル: ダンガン文庫
- 書影公開日: 2026年11月5日
- 今回発表された版: 紙書籍版
- 紙書籍発売日: 2026年12月25日
- 紙書籍定価: 1,650円(税込)
- 本体価格: 1,500円
- ページ数: 350ページ
- 判型: B6判
- ISBN-13: 978-4-911602-20-1
- 電子版発売日: 2025年11月21日
- 電子版掲載価格: 880円
- 電子版の状況: 配信中
- 紙書籍の状況: 予約受付中
- 今回の舞台: ラプンツェル
- 巨大な塔: シエルトーレ
- 塔の階層: 全十層
- 社会構造: 上層の住民が下層を支配
- 謎の存在: 第十層にいるとされる魔女
- 主人公: 御空マヒル
- 重要なアイテム: グリムノート
- 過去の童話世界: 赤ずきん、シンデレラ
- ラプンツェル編: 複数巻にわたって展開
『グリムコネクト3 ラプンツェルの章 上』書影公開

『グリムコネクト』第3巻の紙書籍版カバーを公開
2026年11月5日、『グリムコネクト』公式Xアカウントにて、第3巻「ラプンツェルの章 上」の紙書籍版書影が公開された。
表紙には、長い淡い色の髪を持つ少女が逆さまになった姿で描かれている。金色の瞳と白を基調とした衣装が特徴的で、髪や布の流れを生かした構図が印象的だ。
イラスト全体には金色、紫、茶色などが使用され、幻想的でありながら不穏な雰囲気を演出している。大きく配置された金色の巻数表記とタイトルも、作品の存在感を際立たせている。
装画を手掛けたのは、シリーズのイラスト・キャラクターデザインを担当するにゃんぽ。ただし、今回の告知では表紙に描かれた人物の名前や、紙書籍版限定の特典については詳しく明かされていない。
十層からなる巨大な塔「シエルトーレ」が舞台
『グリムコネクト3』で新たに登場するのが、荒涼とした大地にそびえ立つ巨大な塔「シエルトーレ」だ。
公式あらすじによると、この塔は十の階層から構成されており、上層と下層に分けられた社会制度が存在する。上層に住む人々が下層の住民を管理し、階層によって立場が大きく異なる世界となっている。
塔に生まれた人々は、生まれながらに罪人であるとされ、苦痛を伴う生活を強いられている。そんな過酷な世界で、住民たちに安らぎを与える存在として信仰されているのが「魔女」だ。
魔女はシエルトーレの最上階である第十層に存在するといわれている。人々は彼女を崇め、信じ、愛しているが、その存在や塔の社会構造にどのような秘密が隠されているのかが、新たな物語の謎となる。
赤ずきんとシンデレラを越えたマヒルの新たな試練
主人公の御空マヒルは、これまでに『赤ずきん』と『シンデレラ』の世界を巡り、それぞれの物語を正常な結末へと導いてきた。
『グリムコネクト』では、マヒルが異能をもたらす魔法の本「グリムノート」と関わることで、童話の世界へ足を踏み入れることになる。
しかし、そこに存在するのは誰もが知る物語とは異なる、狂気によって歪められた世界だ。死んでも同じ状況へ戻されるという過酷な試練を繰り返しながら、マヒルは失敗から学び、物語を正しい結末へ導く方法を探していく。
今回挑む『ラプンツェル』の世界は、これまで以上に難度の高い舞台として紹介されている。十層の塔や魔女を巡る信仰、階層による支配など、マヒルの前には新たな問題が立ちはだかる。
童話をダークファンタジーに変える『グリムコネクト』
『グリムコネクト』は、よく知られた童話を題材にしながら、その世界を恐ろしい試練の舞台として再構築したダークファンタジー小説だ。
物語の始まりでは、不治の病に苦しむ妹を持つ少年・御空マヒルが、少年院の図書室で真っ赤な本を発見する。その中には、誰もが知る『赤ずきん』とはかけ離れた惨劇の物語が記されていた。
好奇心から本を開いたマヒルは、狂った童話の世界へと導かれる。死とやり直しを繰り返しながら、世界の仕組みを理解し、破綻した物語を修正していくことがシリーズの大きな特徴となっている。
第1巻では『赤ずきん』、第2巻では『シンデレラ』を題材とし、第3巻からは『ラプンツェル』編が展開。BookBaseは以前から、この章を複数巻にわたって描く予定であることを明らかにしている。
電子版は2025年11月に配信済み
今回発表された『グリムコネクト3 ラプンツェルの章 上』は、物語そのものが2026年12月に初めて刊行されるわけではない。
BookBaseは、同作の電子書籍版を2025年11月21日に発売している。電子版はDangan Bunkoの作品としてKindleやBOOK☆WALKERなどで配信されてきた。
電子書籍ストアのBookLiveでは、第3巻の価格が税込880円と表示されている。一方、2026年12月に発売される紙書籍版は税込1,650円で、350ページの単行本として刊行される。
紙書籍版の書誌データには、2026年12月25日発売予定、ISBN978-4-911602-20-1、B6判と記載されている。今回のニュースは、すでに電子版が刊行されている第3巻の紙書籍化と、そのカバーイラストの公開に関するものだ。
小説から漫画へ広がる『グリムコネクト』
『グリムコネクト』は、2024年4月にダンガン文庫から電子書籍として刊行を開始し、その後、紙書籍としての展開も進められてきた。
BookBaseは2026年3月25日に第1巻「赤ずきんの章」の紙書籍版を全国展開。続く第2巻「シンデレラの章」は、2026年7月24日に紙書籍として発売された。
また、本作は芥子カズによるコミカライズ版も展開されている。十利ハレの原作とにゃんぽのキャラクター原案をもとに、ダンガンコミックスから『赤ずきんの章』の漫画版が刊行された。
2026年4月のBookBaseによる発表では、『グリムコネクト』の宣伝投稿がXで200万インプレッションを突破したことも報告されている。ただし、これはプロモーション投稿の表示回数に関する発表であり、書籍の販売部数を示す数字ではない。
注目ポイント
1)『ラプンツェル』を階層社会の物語へ再構築
一般的なラプンツェルの物語では塔と囚われた人物が中心となるが、本作では十層の巨大な塔そのものが社会を形成している。階層制度や信仰が組み合わされることで、より複雑な世界観が生まれている。
2)紙書籍版の刊行でコレクションの幅が広がる
第3巻の電子版は2025年11月から配信されている。今回、にゃんぽの装画を使用したB6判350ページの紙書籍が登場することで、実物の本としてシリーズを集めたい読者にも選択肢が増える。
3)ラプンツェル編は複数巻にわたって展開
BookBaseは『ラプンツェル』の世界を1冊で完結させず、複数巻にわたって描く方針を以前から示している。第3巻は、巨大な塔と魔女を巡る長編エピソードの導入となる位置づけだ。
『グリムコネクト3 ラプンツェルの章 上』関連情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- シリーズの正式名称は『グリムコネクト』
- 第3巻の副題は「ラプンツェルの章 上」
- 今回の巻はラプンツェル編の前編にあたる
- 著者は十利ハレ
- イラスト・キャラクターデザインはにゃんぽ
- 担当編集としてオタクペンギン(社長)がクレジットされている
- 出版社はBookBase、レーベルはダンガン文庫
- 紙書籍版書影の公開日は2026年11月5日
- 発表元は公式X「@grimmconnect」
- 紙書籍版は2026年12月刊行予定
- 書誌情報上の発売日は2026年12月25日
- 紙書籍版の定価は税込1,650円
- 本体価格は1,500円
- 紙書籍版のページ数は350ページ
- 判型はB6判
- ISBN-13は978-4-911602-20-1
- 電子書籍版は2025年11月21日に発売済み
- BookLive掲載の電子版価格は税込880円
- 紙書籍版は国内書店で予約受付中
- 第3巻では『ラプンツェル』の世界を描く
- シエルトーレは十層からなる巨大な塔
- 上層の住民が下層の人々を支配している
- 塔の住人は生まれながらに罪人とされている
- 最上階に魔女が存在すると信じられている
- 魔女は安らぎをもたらす存在として崇拝されている
- 主人公は引き続き御空マヒル
- グリムノートはマヒルの旅に関わる魔法の本
- これまでに赤ずきんとシンデレラの世界が描かれた
- ラプンツェル編は複数巻で展開予定
- 芥子カズによるコミカライズ版も刊行されている
- 紙書籍版限定特典については未確認
- 英語・インドネシア語の公式翻訳版は未発表
- TVアニメ化に関する正式な発表は確認できない
- 書影公開の告知は『グリムコネクト』公式Xで確認可能
- 作品情報はBookBase公式第3巻商品ページに掲載
- 電子版の刊行情報はBookBase公式第3巻発売発表に掲載
- 紙書籍版の書誌情報は国立国会図書館サーチで確認可能
- 紙書籍の予約は紀伊國屋書店公式第3巻商品ページで受付中
- 電子版はブックライブ公式第3巻ページで確認可能
- シリーズの書籍化・漫画化の経緯はBookBase公式シリーズ発表に掲載
まとめ
『グリムコネクト3 ラプンツェルの章 上』の紙書籍版書影が公開され、2026年12月25日に発売される予定であることが明らかになった。十利ハレが執筆し、にゃんぽがイラストを手掛ける本作では、御空マヒルが巨大な塔シエルトーレを舞台とした新たな試練に挑む。
電子版は2025年11月から配信されているが、紙書籍としての発売は今回が新たな展開となる。価格やページ数、ISBNなどの書誌情報は公開されている一方、紙書籍版限定特典や翻訳版の刊行予定については、今後の発表を待つ必要がある。
- Grimm Connect Official X — December 2026 Print Edition Cover Reveal and Rapunzel Story Announcement
- BookBase — Official Grimm Connect Volume 3 Product and Series Information
- BookBase Official Press Release — Original Digital Volume 3 Release, Rapunzel Story, and Kindle Product Link
- National Diet Library Japan — Printed Volume 3 Release Date, ISBN, Page Count, and Publisher Bibliographic Data
- Kinokuniya — Printed Volume 3 Reservation, Price, and Publication Information
- BookLive — Digital Grimm Connect Volume 3 Price, Release Date, and Official Synopsis
- BookBase Official Press Release — Grimm Connect Print Expansion and Manga Adaptation Information