青柳碧人によるミステリ小説『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』が、2027年にTVアニメ化されることが決定した。
発表にあわせてティザービジュアルとティザーPVが解禁。赤ずきん役を宮本侑芽、ピノキオ役を関根明良が担当するほか、監督・脚本を川崎逸朗、アニメーション制作をBENTEN Filmが手がけることも明らかになった。
クイックサマリー
- タイトル: 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
- 放送時期: 2027年
- 放送開始月: 未発表
- 放送局: 未発表
- 配信サービス: 未発表
- 話数: 未発表
- ジャンル: ファンタジー、ミステリ
- 原作: 青柳碧人
- 原作レーベル: 双葉文庫
- 原作としてクレジットされる作品: 『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』
- 監督・脚本: 川崎逸朗
- キャラクターデザイン: 南方麻奈美、八尋裕子
- 美術監督: 保木いずみ、加藤浩
- 色彩設計: 𠮷村智恵
- 撮影監督: 小池里恵子
- 編集: 平木大輔
- アニメーション制作: BENTEN Film
- 赤ずきん: 宮本侑芽
- ピノキオ: 関根明良
- ティザービジュアル: 公開済み
- ティザーPV: 公開済み
- 主題歌: 未発表
- 追加キャスト: 未発表
- シリーズ累計発行部数: 60万部突破
赤ずきんとピノキオを描いたティザービジュアル
ティザービジュアルでは、不敵な笑みを浮かべる赤ずきんを中央に配置。その傍らには、バスケットの中に収まったピノキオの姿もある。
周囲にはリンゴや薬品、ナイフ、本など、これからの事件を連想させるモチーフが散りばめられており、童話らしい可愛らしさと不穏なミステリの空気が同居する一枚に仕上がっている。

ティザーPVではおなじみの決めぜりふも
同時公開されたティザーPVでは、童話の世界を旅する赤ずきんの姿に加え、本作のミステリ色を端的に伝える場面も収録されている。
原作読者にはおなじみの決めぜりふもボイス付きで登場。誰もが知る昔話の登場人物たちが暮らす世界で、殺人事件と本格的な推理が始まるという本作ならではの雰囲気を短い映像で見せている。
赤ずきん役は宮本侑芽、ピノキオ役は関根明良
メインキャストとして発表されたのは、赤ずきん役の宮本侑芽と、ピノキオ役の関根明良。
持ち前の好奇心と観察眼で事件の違和感を拾い上げ、真相へたどり着いていく赤ずきん。その旅に加わるピノキオは、さまざまな事件を経験しながら成長していくキャラクターだ。

今回のアニメでは、シリーズ第1作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』に加え、第2作『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』も原作としてクレジットされている。
第1作と第2作のエピソードをどのような構成で映像化するのかは、現時点では明かされていない。
監督・脚本は川崎逸朗、アニメーション制作はBENTEN Film
監督と脚本を兼任するのは川崎逸朗。キャラクターデザインは南方麻奈美と八尋裕子、アニメーション制作はBENTEN Filmが担当する。
川崎監督は若い頃から推理小説を読んでおり、いつかミステリ作品をアニメ化したいと考えていたという。
一方で、実際に制作へ入ると、人物の芝居だけでなく、トリックの説明や舞台上の位置関係など、ミステリならではの難しさにも直面したとコメント。現在も制作を進めていることを明かしている。

南方麻奈美からは、アニメ化決定を祝う描き下ろしイラストも到着。赤ずきんとピノキオの関係性を感じさせる、発表記念ならではの一枚となっている。

青柳碧人の「童話×本格ミステリ」を映像化
原作は、青柳碧人が手がける「赤ずきん」シリーズ。
誰もが知る童話の世界を舞台にしながら、そこで起きる殺人事件を本格ミステリとして組み立てているのが大きな特徴だ。
シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠り姫、マッチ売りの少女など、親しみのある物語やモチーフが事件の舞台やトリックへと姿を変える。
原作者の青柳は、赤ずきんを“名探偵”、ピノキオを少しとぼけた助手として紹介し、これまでにないファンタジー・ミステリを世界中の人に楽しんでもらいたいとコメントしている。

シリーズ累計発行部数は60万部を突破。コミカライズやマーダーミステリーゲームなどにも展開され、2023年には橋本環奈主演でNetflix実写映画化も実現した。
Netflix版は海外でOnce Upon a Crimeのタイトルで配信されたが、今回のTVアニメは実写映画のアニメ化ではなく、青柳の原作小説をもとにした新たな映像化となる。
宮本侑芽「一味も二味も違った世界を届けられる」
宮本侑芽は、幼い頃から知っていた“赤ずきん”という存在を演じられることへの喜びをコメント。
誰もがイメージするグリム童話とは一味も二味も異なる世界を届けられるのではないかとし、旅の途中で次々に事件へ巻き込まれる赤ずきんが、それぞれの状況にどう立ち向かうのかにも注目してほしいとしている。

関根明良が語る、ピノキオの成長と赤ずきんとの絆
ピノキオ役の関根明良は、作中を通して成長を実感できるキャラクターだとコメントしている。
赤ずきんと出会い、ともに旅を続けるなかで多くのことを学び、少しずつ絆を深めていく姿が見どころの一つになりそうだ。
もちろんタイトル通り、道中では事件が次々と発生する。事件と向き合い、謎を解き明かした先にどんな真実が待っているのか――ピノキオの視点から物語を見る楽しみも生まれそうだ。

魔法があっても、謎解きはごまかさない
『赤ずきん』シリーズのおもしろさは、童話ならではの不思議な設定を使いながら、ミステリとしての筋道は崩さないところにある。
魔法や不思議な道具、童話の住人が当たり前に存在する世界でも、事件には手掛かりがあり、犯人には動機があり、真相へ至るためのロジックが用意されている。
むしろ童話独自のルールがあるからこそ、現実世界では成立しないトリックを組み立てられる。
アニメでは、その情報を視聴者にどう見せ、どのタイミングで伏線として置いていくのかが大きなポイントになりそうだ。
アニメ化記念の旅行券キャンペーンも実施
公式Xでは、作品の“旅”にちなんだフォロー&リポストキャンペーンもスタートしている。
抽選で3名に、オリジナルカード型JTBトラベルギフト1万円分をプレゼント。応募期間は2026年8月24日23時59分までとなっている。

こちらはアニメ化決定を記念したSNS企画で、放送スケジュールとは別のキャンペーンとなる。
注目ポイント
1)童話そのものがミステリの仕掛けになる
有名な物語やアイテムを知っているからこそ気づける違和感が、事件の謎やトリックへつながっていく。
2)赤ずきんとピノキオを最初から前面に
原作第1作と第2作がともにクレジットされ、ティザー段階から二人の旅がアニメの中心として打ち出されている。
3)川崎逸朗が監督と脚本を兼任
映像演出と情報の出し方を同じ人物が統括することで、ミステリに欠かせない伏線や推理の流れをどう構成するかにも注目したい。
4)実写映画とはまた違う「赤ずきん」へ
Netflix映画を経て、今度はアニメならではの表現で童話世界と事件を描くことになる。
作品情報
現時点で発表されている主な情報は以下の通り。
- TVアニメ『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』は2027年放送予定
- 放送開始月と正式な放送日は未発表
- 赤ずきん役は宮本侑芽
- ピノキオ役は関根明良
- 監督・脚本は川崎逸朗
- キャラクターデザインは南方麻奈美、八尋裕子
- アニメーション制作はBENTEN Film
- ティザービジュアルとティザーPVを公開済み
- 原作としてシリーズ第1作と第2作をクレジット
- 原作は青柳碧人、双葉文庫より刊行
- シリーズ累計発行部数は60万部突破
- 放送局と配信サービスは未発表
- 話数、主題歌、追加キャストも未発表
- 最新情報はTVアニメ公式サイトで確認できる
- 公式SNSはTVアニメ公式Xで随時更新
- 原作シリーズの詳細は双葉社公式特設サイトに掲載されている
まとめ
『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』が2027年、いよいよTVアニメとして動き出す。
宮本侑芽演じる赤ずきんと、関根明良演じるピノキオがどんな掛け合いを見せるのか。そして童話ならではのトリックを、川崎逸朗監督とBENTEN Filmがどのように映像へ落とし込むのか。放送時期の詳細や追加キャストを含め、今後の続報にも注目したい。
- Official Anime Website — TV Anime Announcement, Staff, Cast, Story, and 2027 Broadcast
- Official X — Teaser PV and Main Cast Announcement
- Official X — Celebratory Illustration by Manami Minakata
- Official YouTube — TV Anime Teaser PV
- Futabasha via PR TIMES — Anime Announcement, 600,000-Copy Milestone, and Original Creator Comment
- Futabasha — Official Akazukin Novel Series Information and Story Details
- Official Anime Website — Anime Announcement Commemorative Travel Gift Campaign
- Animate Times — Main Staff, Cast Comments, Teaser Visual, and Production Details