発売まで約3週間となった長編実写群像劇マルチアングルサスペンスゲーム『AKIBA LOST』について、制作規模の詳細が改めて明らかになった。ディレクター兼プロデューサーの梅田慎介氏によると、構想から完成まで約6年を費やし、キャスト・スタッフは200人以上に達したという。
完成した作品はプレイ時間20時間超。さらに約10万枚のスチル画像、20時間を超える実写映像を撮影し、複数主人公を切り替えながら秋葉原の事件を追う群像劇として構築されている。
クイックサマリー
- タイトル: AKIBA LOST / アキバロスト
- 形式: ゲーム
- 公式ジャンル: 長編実写群像劇マルチアングルサスペンスゲーム
- 開発: イザナギゲームズ
- 発売: イザナギゲームズ
- 制作協力: 日本テレビ、日テレ アックスオン
- ディレクター / プロデューサー: 梅田慎介
- 対応機種: PlayStation 5、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、Steam
- 国内発売日: 2026年9月17日
- プレイ人数: 1人
- CERO: C(15才以上対象)
- プレイ時間: 20時間以上
- 構想・開発期間: 約6年
- 参加キャスト・スタッフ: 200人以上
- 撮影スチル: 約10万枚
- 撮影映像: 合計20時間以上
- 構成: 複数視点で展開する群像劇サスペンス
- 主要視点: 7人
- ザッピング: 同じ時間帯を別キャラクターへ切り替えて進行
- 選択肢: プレイヤーの判断で展開が変化
- 他ルートへの影響: 別キャラクターの物語に影響する選択も存在
- 360°VIEW: 操作キャラクターの目線から周囲を確認
- 映像表現: スチル画像と実写動画を併用
- 舞台: 東京・秋葉原
- 中心事件: 「アキバの神隠し」
- 物語: 13年前に6人の少女が消えた事件と、新たに始まる失踪
- 主人公: 新城大輝
- 新城大輝役: 北山宏光
- 主要女性キャラクター: 葵、佑季美、萌、ここね、千尋、若菜
- 日本ゲーム大賞: 2025 フューチャー部門受賞
- TVドラマ: 2026年に日本テレビで全6話放送
- ドラマとの関係: ドラマの物語もゲーム全体のストーリーに内包
- 音声: 日本語
- 字幕: 日本語、英語、簡体字、繁体字、韓国語
- インドネシア語: 非対応
- 国内DL版: 税込5,500円
- 国内パッケージ版: 税込6,480円
- デジタルデラックス版: 税込8,250円
- 無料体験版: PS5、Switch、Switch 2、Steamで配信
- セーブ引き継ぎ: 製品版へ対応
PlayStation特集、Steam、ゲーム画面

構想から6年、イザナギゲームズ最大規模の実写作品へ
梅田氏によると、『AKIBA LOST』の構想は2020年の『Death Come True』完成後から始まった。
次に世界へ届ける実写ゲームはどのような作品にするべきかを検討し続け、その企画は約6年間に及ぶ開発へ発展。参加したキャスト・スタッフも200人以上となった。
完成版のプレイ時間は20時間を超え、同社にとって過去にない規模の実写ゲームになったという。
『Death Come True』の次に掲げた4つの条件
制作チームは新たな実写ゲームに向けて、4つの軸を設定した。
テレビ局と組んで映像・静止画の品質と物量を高めること。日本のゲーム、アニメ、アイドル文化が集まる秋葉原を舞台にすること。
さらに個性の異なるキャラクターを切り替えて進める群像劇とし、最後に20時間を超える本格的な長編サスペンスへ仕上げること。この4点が『AKIBA LOST』の基本設計となった。
約10万枚のスチルと20時間超の撮影映像
制作規模は人数だけではない。
公式サイトによると、ゲーム制作のために撮影したスチル画像は約10万枚。さらに収録した動画の総時間も20時間以上に及ぶ。
場面によって写真と映像を使い分け、さらに360°VIEWを組み合わせることで、操作中のキャラクター本人の視点から事件を見る演出も採用されている。
7人の視点から「アキバの神隠し」を追う
主人公は、13年前に秋葉原で6人の少女が消えた未解決事件を題材に新作ゲームを作ろうとするゲームクリエイター新城大輝。
物語にはメイドの新城葵、ゲーム配信者の倉橋佑季美、グルメライターの黒須萌、地下アイドルの長門ここね、巫女の神保千尋、コスプレイヤーの遊佐若菜も登場する。
ザッピングによって同じ時間を別の視点から追うことができ、ひとつのルートで行った選択が別キャラクターの展開へ影響する場合もある。
日本テレビのドラマもゲームのために制作
2026年初頭には、日本テレビで全6話のドラマ版『AKIBA LOST』も放送された。
梅田氏によれば、このドラマは単なるゲーム宣伝用の別作品ではなく、ゲームのクオリティを最大化することを目的に制作されたもの。ドラマの物語自体もゲーム全体のストーリーへ組み込まれている。
本作は東京ゲームショウ2025で日本ゲーム大賞2025 フューチャー部門も受賞。同年の受賞作品では唯一の実写ゲームだった。
9月17日の発売を前に各機種で体験版
Steam版体験版は6月、PS5版は8月20日、Nintendo Switch / Switch 2版は8月27日から配信されている。
体験版では7日間の物語のうち1日目午前までを、該当区間の全キャラクターでプレイ可能。セーブデータは製品版へ引き継げる。
国内価格はダウンロード版が税込5,500円、PS5 / Switch / Switch 2の通常パッケージ版が税込6,480円、デジタルデラックス版が税込8,250円となっている。
注目ポイント
1)実写ADVとして異例の制作規模
6年間、200人超、約10万枚の写真、20時間を超える撮影映像という規模で、短編的なインタラクティブムービーとは異なる長編作品を目指している。
2)視点変更が謎解き構造そのものになる
単純に主人公を変更するだけではなく、別視点で見た情報や選択がほかの物語へ影響する仕組みとなっている。
3)TVドラマとゲームを最初からひとつの制作として設計
ゲーム完成後の映像化ではなく、実写素材や演技の品質をゲームへ還元する目的でドラマ制作そのものが企画に組み込まれた。
ゲーム情報
現時点で確認できる追加情報は以下の通り。
- 国内発売日は2026年9月17日
- 対応機種はPS5、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、Steam
- Xbox版は未発表
- 開発・販売はイザナギゲームズ
- 日本テレビ、日テレ アックスオンと共同制作
- ディレクター兼プロデューサーは梅田慎介
- 構想から発売まで約6年間
- キャスト・スタッフ200人以上が参加
- 製品版プレイ時間は20時間以上
- 撮影スチルは約10万枚
- 撮影された動画も合計20時間以上
- 新城大輝役は北山宏光
- 新城葵役は松村沙友理
- 倉橋佑季美役は田辺桃子
- 黒須萌役は宇垣美里
- 長門ここね役は小栗有以(AKB48)
- 神保千尋役は大原梓
- 遊佐若菜役はMINA(East Of Eden)
- 基本システムはZAPPING、SELECT、360°VIEW
- 物語は7日間にわたって進行
- 一部の選択は別キャラクターのルートにも影響
- PS5 / Switch / Switch 2通常パッケージ版は税込6,480円
- 国内ダウンロード版は税込5,500円
- デジタルデラックス版は税込8,250円
- デラックス版には本編、サントラ、ドラマムービー、衣装セット2種類を収録
- オリジナルサウンドトラックはゲーム内BGM31曲を収録
- うち22曲はTVドラマでも使用
- BGM・SEには増子津可燦氏も参加
- ドラマムービーDLCにはTVドラマ全6話を収録
- Steam、PS5、Switch、Switch 2で無料体験版配信中
- 体験版は1日目午前までプレイ可能
- セーブデータは製品版へ引き継ぎ可能
- PS5版は2026年9月16日23:59まで10%オフの予約キャンペーンを実施
- Switch / Switch 2版は8月27日から10月1日まで10%オフ
- フル音声は日本語
- 字幕は日本語、英語、簡体字、繁体字、韓国語
- インドネシア語は非対応
- Steamでは実績、Cloud、Family Sharingに対応
- 最新情報は『AKIBA LOST』公式サイトで公開
- 販売店情報は公式ストアページで確認可能
- PS5版はPlayStation Storeで予約受付中
- PC版・体験版はSteam『AKIBA LOST』で公開
- 制作舞台裏の最新記事はPlayStation Blogに掲載
- PlayStation公式投稿は公式Xで公開
まとめ
『AKIBA LOST』は、6年間の制作、200人超のスタッフ・キャスト、20時間超の物語、そして膨大な写真・映像素材を投入したイザナギゲームズ最大規模の実写作品として完成へ向かっている。
2026年9月17日にPS5、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、Steamで発売予定。現在は各機種で無料体験版が配信され、セーブデータも製品版へ引き継げる。
- PlayStation Japan Official X — Six-Year Development, 20+ Hour Playtime, 200+ Staff, and September 17 Release Feature
- PlayStation Blog Japan — Development Background, Six-Year Production, 200+ Cast and Staff, 20+ Hour Story, and Japan Game Awards Context
- AKIBA LOST Official Website — Story, Main Cast, Zapping, Choice System, 360-Degree View, 100,000 Stills, and 20+ Hours of Recorded Video
- AKIBA LOST Official Website — Demo Releases, Digital and Physical Pricing, Deluxe Edition, DLC, Languages, and September 17 Launch
- Steam — Official PC Store Page, Story, Gameplay Features, Languages, Achievements, Cloud, and Family Sharing
- Izanagi Z Store — Special Collection Production Details and 200-Page Photo Art Book Based on Approximately 100,000 Stills