インディー開発者juicceの新作『Brokensides』が発表された。本作は探索とベルトスクロールアクション要素を組み合わせた“Surreal Horror Action Adventure”。主人公は、Cardinal Crimeと呼ばれる“大罪”を犯して投獄され、ついに自由の身となった凶暴なウミウシ少女Yorunna Parvaだ。
発表トレーラーでは、意図的に壊れたような不穏で異質な世界を探索しながら、Yorunnaが行く手を阻む存在を殴り、蹴り、投げ飛ばす姿を確認できる。敵は強烈な一撃を受けるとガラスのような破片となって砕け散る。対応機種は現時点でPC(Steam)のみで、発売日、発売年、価格はいずれも未発表となっている。
クイックサマリー
- タイトル: Brokensides
- 形式: ビデオゲーム
- 開発: juicce
- 発売: juicce
- Steam公式ジャンル: Action、Adventure、Casual、Indie
- 開発者による説明: Surreal Horror Action Adventure
- 主なゲーム性: 探索+ベルトスクロールアクション要素
- 対応機種: PC / Windows
- ストア: Steam
- Steam App ID: 4906730
- 発売日: 未発表
- 発売年: 未発表
- 価格: 未発表
- 現在: 発売前
- Steamウィッシュリスト: 登録可能
- プレイ形式: シングルプレイ
- コントローラー: フルコントローラーサポート
- 開発者推奨: コントローラーでのプレイを推奨
- Steam Deck: 互換性は現在Unknown
- インターフェイス言語: 英語、日本語
- 字幕: 英語、日本語
- フル音声: Steamでは掲載なし
- 主人公: Yorunna Parva
- 主人公の設定: violent sea bunny
- 物語開始時: 投獄から解放された直後
- 投獄された理由: Cardinal Crime
- 世界: 超現実的で暗く奇妙な世界
- 作中で言及される時代: The Muted Era
- 謎の名称: The Colorless Mother
- 敵: ガラスのように砕ける存在
- 戦闘: 打撃、蹴り、組み技などの近接アクション
- ホラー要素: psychological horror
- Steam成人向け説明: violence、psychological horror elements
- 探索中の行動: 好きな場所でポーズや座ることが可能
- 発表トレーラー: 公開済み
- Steam上のトレーラー尺: 約1分24秒
- 公式YouTube版: 公開済み
- juicceの過去作: FUNKYHEART
- juicceの過去作: Funky Panic Attack
- FUNKYHEARTとの公式な関係: 未発表
- 体験版: 未発表
- コンソール版: 未発表
- モバイル版: 未発表
発表トレーラー、Steam、そして『Brokensides』の世界

“Cardinal Crime”を犯し、投獄から解放されたYorunna Parva
『Brokensides』の物語は、かなり異様な状況から始まる。
主人公のYorunna Parvaは、“Cardinal Crime”と呼ばれる罪を犯したことで投獄されていたが、ゲーム開始時にはついに自由の身となっている。
ただし、そのCardinal Crimeが具体的に何を意味するのか、誰がYorunnaを投獄したのか、どれほどの期間をそこで過ごしたのかは明かされていない。
一方、Steamの商品説明では、現在の世界がYorunna自身と何らかの形で結びついていることを匂わせる表現が繰り返されている。
さらに、世界にはThe Muted Eraと呼ばれる時代が存在し、Yorunnaが最後に外の世界を見た頃とは様子が変わってしまったらしい。
彼女の自由と関わる存在としてThe Colorless Motherという名称も登場するが、その正体や役割は現時点では謎のままだ。
探索とベルトスクロールアクションを融合
開発者は本作を、探索とBeat 'Em Up要素を備えたSurreal Horror Action Adventureと説明している。
つまり、戦闘ステージを次々と攻略するだけの作品ではない。
Yorunnaは奇妙な世界を歩き回り、そこで出会う存在と接触しながら、この場所で何が起きたのかを探っていく。
Steamでは、探索中にYorunnaを好きな場所でポーズさせたり、座らせたりできることも特徴のひとつとして紹介されている。
一方、戦闘はかなり荒々しい。トレーラーではパンチや蹴りに加え、相手を倒し込んだり、組み付いて投げ飛ばしたりする場面も確認できる。
静かな探索と激しい近接戦闘を行き来する構成によって、アクションとホラーを別々に置くのではなく、Yorunnaがこの世界へどう関わるかという部分で両者をつなげている。
敵は強烈な一撃でガラスのように砕け散る
今回の映像で特に印象的なのが、敵の壊れ方だ。
Yorunnaの前に立ちはだかる存在は、攻撃を受けることでひび割れ、最終的にはガラスのような破片となって粉々に砕ける。
現実的な身体表現ではなく、幾何学的な破片へ変化させることで、近接攻撃のインパクトを強調している。
Game*Sparkの記事でもこの特徴が大きく取り上げられ、「凶暴なウミウシ少女がガラスのような敵を打ち砕く」という本作の特徴を端的に表すポイントとなっている。
一方、コンボシステム、スキルツリー、武器の成長、敵の種類、ボス戦など、戦闘システムの詳細はまだ公開されていない。
すべての敵が同じように砕けるのかどうかについても、現時点では断定できない。
今回のトレーラーは、あくまで戦闘の手触りとビジュアル表現を初めて見せる映像と考えるのが適切だろう。
“何かがおかしい”超現実世界を探索
『Brokensides』の異様さは、ウミウシ少女という主人公設定だけにとどまらない。
広い空間、意図的に不自然な色、2D的なキャラクター、簡素な3Dオブジェクト、古いコンピューターグラフィックスを思わせる表現などが混在し、世界そのものが正常ではない印象を与える。
Steamでは、この場所を“dark and strange world”として紹介しながら、昔からこれほど酷い場所だったわけではないことも示唆している。
The Muted EraやCardinal Crimeという言葉と合わせて考えると、探索には単なる移動以上の意味がありそうだ。
Yorunnaの目的のひとつは、この世界で何が起きているのかを突き止めること。
さらに公式説明では、「どういうわけか君のせいなのでは?」と責任や罪悪感を思わせる表現も使われている。
ただし、シナリオ構成、プレイ時間、主要NPC、エンディング、選択肢による分岐の有無などはまだ発表されていない。
『FUNKYHEART』を手がけたjuicceの新作
開発・発売を担当するのはjuicce。
Steamでは2024年に『Funky Panic Attack』、2025年10月22日に『FUNKYHEART』をリリースしている。
『FUNKYHEART』も超現実的な世界を舞台に、Bunnというキャラクターが自身の記憶や正体、周囲で起きていることを探る作品だった。
奇妙な世界、アイデンティティへの関心、bunnyを思わせる主人公など、開発者として共通する嗜好を感じさせる部分はある。
しかし、『Brokensides』が『FUNKYHEART』の続編、前日譚、スピンオフ、あるいは同一世界の作品であるという発表はない。
現時点で確認できる両作品の確実なつながりは、同じjuicceが開発しているという点のみだ。
発売時期は完全に未定
現在もっとも大きな未発表要素は発売時期だ。
Steamの商品ページには“To be announced”とだけ表示され、発売年すら明かされていない。
価格も未定で、予約、Early Access、一般向け体験版、Playtestなどについても発表されていない。
対応機種として確定しているのはPC(Steam)のみ。
PlayStation、Xbox、Nintendo Switch / Switch 2、モバイル向け展開についても、確認できた公式情報では発表されていない。
言語は英語と日本語のインターフェイス・字幕に対応予定となっている。
発表トレーラーとSteamのウィッシュリストページが公開されたことで、まずは作品の存在と方向性を見せた段階と言えそうだ。
注目ポイント
1)ホラー主人公なのに、敵から逃げるだけではない
Yorunnaは無力な存在として描かれるのではなく、自ら殴り、蹴り、相手を投げ飛ばして道を切り開く。
2)ガラスのように砕ける敵が戦闘の個性に
敵が破片へ変わる演出によって、近接攻撃のインパクトが本作独自のビジュアルとして強く残る。
3)最初の映像から謎の固有名詞が複数登場
Cardinal Crime、The Muted Era、The Colorless Motherなど、Yorunnaと世界の過去をめぐる謎がすでに提示されている。
4)過去作らしい感覚を残しつつ、別作品として発表
『FUNKYHEART』を知るプレイヤーにはjuicceらしい超現実性を感じられる一方、両作の物語的なつながりは現時点で未発表だ。
ゲーム情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- 『Brokensides』の開発はjuicce
- パブリッシャーもjuicce
- Surreal Horror Action Adventureとして紹介
- 探索とBeat 'Em Upがゲームプレイの柱
- 主人公はYorunna Parva
- Yorunnaはviolent sea bunnyと説明される
- 過去に投獄されていた
- 理由はCardinal Crime
- Cardinal Crimeの詳細は未発表
- 世界にはThe Muted Eraと呼ばれる時代がある
- The Colorless Motherという名称も登場
- The Colorless Motherの正体は未発表
- プレイヤーは世界で何が起きたのかを探っていく
- Yorunna自身が現在の世界と関係している可能性を匂わせる表現がある
- 敵はガラスのように砕ける
- トレーラーでは近接戦闘を確認可能
- 探索中にポーズを取ることができる
- さまざまな場所で座ることも可能
- 世界で出会う奇妙な存在と会話できる
- violenceを含む
- psychological horror elementsも明記
- シングルプレイ対応
- フルコントローラーサポート
- 開発者はコントローラーでのプレイを推奨
- 英語インターフェイス・字幕対応
- 日本語インターフェイス・字幕対応
- フル音声は現時点で掲載なし
- Steam Deck互換性はUnknown
- 確認済みプラットフォームはWindows PCのみ
- 発売日は未発表
- 発売時期も未発表
- 発売年も未発表
- 価格も未発表
- 一般向け体験版は未発表
- Early Accessも未発表
- コンソール版も未発表
- Steam掲載の発表トレーラーは約1分24秒
- juicceは過去にFUNKYHEARTを開発
- FUNKYHEARTは2025年10月22日に発売
- Funky Panic Attackもjuicceの作品
- BrokensidesとFUNKYHEARTの物語的な関係は未発表
- 開発者の最新情報はOfficial Xで発信
- 映像はOfficial YouTubeで公開
- トレーラー本編はBrokensides Official Announcement Trailerで視聴可能
- PC版はBrokensides on Steamでウィッシュリスト登録可能
- 過去作品はJuicce Dev on Steamで確認可能
まとめ
『Brokensides』は、超現実的なホラー世界の探索と荒々しいベルトスクロールアクションを組み合わせた新作だ。Yorunna Parvaは投獄から解放された後、世界の謎を追いながら、立ちはだかる存在をガラスのように粉砕していく。
現時点ではまだ発表初期の段階にあり、対応機種はPCのみ。発売日、発売年、価格、体験版、さらに詳しいゲームシステムについては、juicceからの続報を待つことになる。
- Steam — Official Brokensides Store Page, Gameplay Description, Release Status, Languages, Controller Support, and Mature Content
- juicce / YouTube — Official Brokensides Announcement Trailer
- Juicce Dev / Steam — Official Developer Page and Previous Releases
- Steam — Official FUNKYHEART Store Page and Previous juicce Release Context
- Game*Spark — September 28, 2026 Japanese Report on the Brokensides Announcement
- IndieBunny — September 25, 2026 Brokensides Official Trailer Listing and Release Information