個人クリエイターの絵星カツオ氏が制作するフリーホラーゲーム『れいんかる病棟』の新たなゲーム画面が、2026年8月9日に公開された。
本作の舞台は、病を抱えた魂が収容される死後の精神病棟。記憶を失った少女・レインをはじめとする患者たちは、自らを苦しめる存在「病源」を倒し、病棟からの退院を目指すことになる。
クイックサマリー
- タイトル: れいんかる病棟
- ローマ字表記: Reinkaru Byoto
- 英語・海外向け正式タイトル: 未発表
- 形式: インディーゲーム
- ジャンル: ホラー探索アドベンチャー
- 配布形態: フリーホラーゲームとして制作中
- 制作者: 絵星カツオ
- 開発者X: @mo4katuo7
- 開発状況: 制作中
- 制作発表: 2026年1月31日
- キービジュアル公開: 2026年5月1日
- 新規ゲーム画面公開: 2026年8月9日
- 舞台: 死後の精神病棟
- 主人公: 柊レイン
- レインの状態: 記憶喪失
- 目的: 病棟から退院すること
- 退院の条件: 自身の病の原因となる「病源」を倒す
- 治療に失敗した場合: 詳細未公開
- 公開済みの患者カルテ: 7名分
- 登場人物: 柊レイン、雪本シブキ、大神クロー、白羽クレエ、愛川アモ、望月モノ、シオン
- 画面表現: ドット絵と2Dイラスト
- 公開された要素: タイトル画面、会話、立ち絵、病棟マップ、イベントスチル
- 制作済み区間の想定プレイ時間: スムーズに進めて約30~40分
- 同区間のスチル: 差分込みで約30枚
- エンディング数: 未発表
- 配信時期: 未発表
- 対応機種: 未発表
- ゲームエンジン: 未発表
- 日本語以外の対応: 未発表
新たなゲーム画面を公開
今回公開されたのは、タイトル画面、キャラクター同士の会話、レインの表情を大きく映したカット、病棟内の探索画面の4点。
体験版や正式なPVではなく、開発中の画面をまとめたものだ。配信時期は依然として明かされていないものの、会話パートとマップ探索が実際のゲーム上で形になりつつあることが確認できる。
死後の魂を治療する精神病棟
主人公の柊レインは、見知らぬ病棟で目を覚ます。自分が誰なのか、なぜここにいるのかも思い出せない。
そこは、生前の病を抱えたまま死を迎えた魂を扱う精神病棟だった。患者が外へ出るには、通常の診察や投薬ではなく、自身の病と結び付いた存在に立ち向かわなければならない。

キービジュアルには、小柄なレインと、その背後に立つ巨大な人影が描かれている。寒色を基調とした花や光の粒、身体へ伸びる管のような意匠が、儚い画面の中に不穏さを残す。
背後の人物が誰なのかは明かされていない。レインの過去や病棟の仕組み、「病源」との関係も今後の続報を待つ必要がある。
“病源”を倒して退院を目指す
患者たちの前に現れるのが、病の原因となった存在「病源」だ。
退院するためには、自分自身の病源を倒して治療を終えなければならない。身体的な病気だけでなく、記憶や心の傷、生前に抱えていた感情などが怪異として現れる可能性も考えられる。
ただし、病源の正体や出現方法は未発表。すべてが敵キャラクターとして実体化するのか、患者ごとに異なる形式の試練が用意されるのかも分かっていない。
公式の紹介文は「もし、治療に失敗したら……」と意味深な言葉を残している。失敗した患者がどうなるのかは、現段階では伏せられている。
ドット絵の病棟を探索

ゲーム画面では、ドット絵のキャラクターが病室や資料室のような場所を歩く様子を確認できる。
レインと長身の人物が向き合う会話シーンでは、画面下部にメッセージウインドウを配置。別のカットでは、本棚や書類、医療器具が並ぶ部屋を探索している。
重要な場面では、表情を大きく見せるイラストやイベントスチルも挿入されるようだ。小さなドット絵で進む探索と、繊細な一枚絵を用いた物語演出を組み合わせた構成となる。
制作者によれば、以前までに完成していた区間は、順調に進めれば約30~40分。そこまでに差分込みで約30枚のスチルが登場し、その先から物語が本格的に動き始めるという。
柊レインと雪本シブキ
柊レインは、本作の物語を導く記憶喪失の少女。白と淡い青を基調とした衣装をまとい、患者番号を思わせる「06」のデザインがカルテに添えられている。
雪本シブキは、白い上着を羽織った長身の人物。公開されたゲーム画面でもレインと会話しており、序盤から行動を共にする人物の一人とみられる。
患者カルテには身長、体重、誕生日、好きなもの、嫌いなもの、備考が記されている。ただし、これらの基本情報だけでは、生前の出来事や病の内容までは分からない。
大神クローと白羽クレエ
大神クローは、黒いフードとロングコートを身に着けた人物。黒とくすんだ緑を中心とする配色で、顔の一部も影に覆われている。
対する白羽クレエは、白い髪と衣装に赤い瞳やリボンを組み合わせたデザイン。並べて公開された2人は、色彩も雰囲気も正反対に仕上げられている。
両者の関係性は未発表。患者カルテが同時に公開されたこと以外に、物語上で常にペアとして行動するかどうかは分かっていない。
愛川アモと望月モノ
愛川アモはピンクと黒、望月モノは淡い青と濃紺を軸にしたキャラクター。
フリルや大きな袖を使った人形のようなシルエットは共通しているが、表情や配色によって異なる印象を与える。可愛らしい外見の中に、患者として抱える事情がどのように隠されているのかが気になるところだ。
病源の姿、生前の記憶、病棟へ来ることになった経緯はいずれも伏せられている。
謎の多いシオン

シオンのカルテは、ほかの患者とは明らかに異なる。
体重や誕生日、好き嫌いに関する欄の多くが塗りつぶされ、備考には「不明点多数」と記載。白を基調とした医療関係者のような衣装をまとっている一方、下半身は一般的な人間の脚とは異なる形で描かれている。
患者なのか、病棟側の存在なのか、それとも病源に近いものなのか。現在の情報だけでは立場を判断できず、公開済みキャラクターの中でも特に謎の多い人物となっている。
結末は制作発表前から決定済み
絵星カツオ氏によると、本作のエンディングは制作を公表する前から決めていたという。
現在は、その結末へ至るまでの出来事をどうつなげるかを検討しながら制作を進めている。物語の着地点は定まっている一方で、個々のエピソードや展開順は調整を重ねている段階だ。
エンディングが一つだけなのか、プレイヤーの選択や治療結果によって分岐するのかは未発表。謎解き、追跡、戦闘、ゲームオーバー条件などの詳細も明らかにされていない。
本作の注目ポイント
死後の精神病棟という舞台
単なる廃病院ではなく、魂を治療し、退院できるかどうかを判断する施設として病棟が物語へ組み込まれている。
患者ごとに異なるホラーが描ける設定
病源がそれぞれの過去や苦しみと結び付いているなら、患者ごとに異なる怪異や物語を展開できる。
柔らかな絵柄と重いテーマの落差
淡い色彩や花、人形のようなキャラクターの背後に、死、病、治療の失敗という不穏な題材が置かれている。
カルテに残された空白
基本プロフィールは公開されているものの、死因や病名、患者同士の本当の関係はほとんど明かされていない。
ゲーム情報
現時点で判明している主な情報は以下の通り。
- 『れいんかる病棟』は絵星カツオ氏が制作するホラー探索ADV
- フリーホラーゲームとして開発中
- 制作発表は2026年1月31日
- キービジュアルは2026年5月1日に公開
- 舞台は死後の精神病棟
- 主人公の柊レインは記憶を失っている
- 患者は自らの病源を倒さなければ退院できない
- 治療に失敗した場合の結末は伏せられている
- 7名分の患者カルテが公開済み
- ドット絵の探索、会話、立ち絵、イベントスチルを組み合わせる
- 最新画像ではタイトル画面、会話、人物のアップ、病棟マップを確認できる
- 制作済みだった一部区間は約30~40分を想定
- 同区間には差分込みで約30枚のスチルを収録
- 配信時期と対応機種は未発表
- 開発情報は絵星カツオ氏の公式Xで公開されている
- 作品の告知は『れいんかる病棟』宣伝アカウントでも確認できる
まとめ
『れいんかる病棟』は、死後の精神病棟を舞台に、患者が自らの病源と向き合いながら退院を目指すフリーホラーゲームだ。
新たな開発画面では、会話パートとドット絵による探索、印象的なイベントイラストが確認できた。配信時期や対応機種、病源との戦い方、治療に失敗した患者の運命については、今後の続報を待ちたい。
- Official Developer X — Latest Gameplay Screens, Afterlife Ward Premise, and Treatment Objective
- Official Developer X — Initial Production Announcement and Horror Exploration Concept
- Official Developer X — Reinkaru Byoto Key Visual Reveal
- Official Developer X — Development Progress, 30–40 Minute Section, and Approximately 30 Stills
- Official Developer X — Patient Records for 柊レイン and 雪本シブキ
- Official Developer X — Patient Records for 大神クロー and 白羽クレエ
- Official Developer X — Patient Records for 愛川アモ and 望月モノ
- Official Developer X — Patient Record for シオン