『歌マクロス』復活プロジェクトのクラウドファンディングが、AUTOMATON掲載時からさらに大きく伸びている。CAMPFIREでの募集は2026年9月10日20時にスタートし、約1時間で初期目標の3000万円を突破。9月12日朝の確認時点では、支援総額8085万5678円、支援者2060人、達成率269%に到達している。
これにより、7500万円で「家庭用ゲーム機版の開発に着手」するストレッチゴールも突破した形だ。復活版『歌マクロス』は、2017年から2022年までサービスされた『歌マクロス スマホDeカルチャー』をベースに、買い切り・オフライン向けとして再構築されるリズムゲーム。まずはiOS、Android、PC(Steam)向けに2027年春ごろの発売を予定している。
クイックサマリー
- タイトル: 歌マクロス
- ジャンル: 超時空リズムゲーム
- プロジェクト形態: 復活プロジェクト / 買い切りオフライン版への再構築
- ベース作品: 歌マクロス スマホDeカルチャー
- 新パブリッシャー: AUGUST株式会社
- Steam上の開発表記: AUGUST、xeen Inc.
- 主要開発: 運営版にも携わったxeen
- プロジェクトプロデューサー: 広野啓
- 主要対応機種: PC(Steam)
- 主要対応機種: iOS
- 主要対応機種: Android
- 家庭用ゲーム機版: 7500万円達成により開発着手ラインを突破
- 具体的な家庭用機種: 未発表
- 主要3機種の発売時期: 2027年春ごろ
- 価格: 未定
- 販売形態: 買い切り
- クラウドファンディング: CAMPFIRE
- 募集開始: 2026年9月10日20時
- 募集終了: 2026年10月31日23時59分
- 初期目標: 3000万円
- 3000万円達成: 開始から約1時間
- 確認時点の支援総額: 8085万5678円
- 達成率: 269%
- 確認時点の支援者数: 2060人
- 支援総額について: 今後も変動する可能性あり
- 7500万円ストレッチゴール: 家庭用ゲーム機版の開発着手
- 7500万円の状況: 突破済み
- 次の目標: 9000万円
- 9000万円: プライベート3Dデジタルライブの収録曲数を増加
- ライブ名称: UTA MACROSS SUPER DIMENSION 3D miniLIVE
- 1億円: 運営版に存在しなかった新規楽曲を追加
- 1億円の新規楽曲: 基本パッケージ発売後のDLCを目標
- 基本パッケージ収録曲: 厳選約50曲
- ★4以上のエピソードプレート: 1000枚以上
- 初期衣装: 各歌姫20種類以上
- プレートのレアリティアップガチャ: 再構築して継承
- ガチャ課金: リアルマネー課金なし
- ガチャ用アイテム: ゲームプレイで入手
- ガチャ形式: コンプリートしやすいBOX型へ変更
- スタミナ: 廃止
- 運営型課金: 廃止
- 追加DLC: 基本パッケージとあわせて複数本を予定
- 旧作DLC内容: 基本パッケージ未収録の楽曲、一部プレート、衣装
- PC操作: キーボード・マウス向けに最適化
- Steam日本語対応: UI、フル音声、字幕
- Steam英語対応: UI、字幕
- Steam掲載の歌姫: 10人
- 運営版配信開始: 2017年8月3日
- 運営版パブリッシャー: DeNA
- サービス終了: 2022年6月28日15時
- クラファン方式: All-in
- 初期目標未達の場合: プロジェクトページではゲーム自体は発売すると説明
- 当初の配信地域: 日本国内を予定
- クラファンSteamキー: 日本国内Steamストアのみで利用可能
ストレッチゴール告知、ティザーPV、Steam

3000万円から8000万円超へ、支援額が急伸
AUTOMATONが報じた9月11日18時時点では、支援総額は約7080万円、支援者1680人。家庭用ゲーム機版の開発着手ラインとなる7500万円までは、あとわずかという状況だった。
しかし、その後も支援は伸び続けた。9月12日朝にCAMPFIREを確認した時点では、8085万5678円、2060人まで増加している。
初期目標3000万円に対して達成率は269%。これにより、初期目標だけでなく最初のストレッチゴールもすでに突破したことになる。
3000万円自体は、9月10日20時の募集開始から約1時間で達成。予想を上回る早さを受け、AUGUSTは翌11日に追加のストレッチゴールを発表した。
なお、「3000万円に届かなければゲームそのものが発売されない」というプロジェクトではない点には注意したい。CAMPFIREはAll-in方式で実施され、英語版のプロジェクト説明でも、目標未達でもゲーム自体は発売すると明記されている。支援額は作品の改善や機能追加、対応機種・コンテンツの拡大に使われる位置づけだ。
7500万円突破で家庭用ゲーム機版の開発へ
最初のストレッチゴールは7500万円に設定されていた。
AUGUSTが掲げた内容は、目標達成時に「家庭用ゲーム機版の開発に着手」するというもの。現在の支援総額は8000万円を超えているため、この条件は金額上すでにクリアされている。
ただし、Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|Sといった具体的なハード名は発表されていない。現時点で公式に示されているのは、あくまで「家庭用ゲーム機版」という表現のみだ。
発売時期についても、iOS、Android、PC(Steam)版とは分けて案内されている。家庭用ゲーム機版は、主要3機種のリリース後に追って販売することを目標としている。
そのため、2027年春ごろという発売予定は現時点ではiOS、Android、Steam版が中心。家庭用ゲーム機版の時期、価格、対応ハードは続報待ちとなる。
AUTOMATONの記事掲載時には7500万円まであと少しという状況だっただけに、今回の突破はわずかな時間で発生した大きな変化だ。
次は9000万円、1億円では“旧作になかった新曲”も
7500万円を超えた現在、CAMPFIRE上のネクストゴールは9000万円となっている。
達成すると、プライベート3Dデジタルライブ「UTA MACROSS SUPER DIMENSION 3D miniLIVE」の収録曲数がグレードアップする。
その次は1億円。
こちらは旧作コンテンツの復元にとどまらず、『歌マクロス スマホDeカルチャー』に一度も収録されなかった新規楽曲を追加するという目標だ。
新曲は基本パッケージ発売後、有料DLCとして追加・販売することを目標としている。
つまり現在のクラウドファンディングは、「2022年に終了したゲームを復活させる」という段階だけではなく、旧作には存在しなかったプラットフォームやコンテンツへどこまで広げられるかを左右するフェーズに入っている。
買い切り化でスタミナ・運営型課金を撤廃
新しい『歌マクロス』は、旧アプリのサーバーをそのまま再稼働させるものではない。
ゲームシステムを買い切り・オフライン向けに再構築し、スマートフォン向けライブサービスとして必要だった仕組みを見直している。
具体的には、課金要素やスタミナ消費を撤廃。一方で、好評だった3Dライブ演出、イラスト、ダンスなどは可能な限り継承し、買い切りゲームとして成立する進行システムへ作り直す。
エピソードプレートのレアリティアップ用ガチャは残るものの、こちらはリアルマネーを必要としない。
ゲームプレイで入手するアイテムを使って何度でも引くことができ、さらにコンプリートを狙いやすいBOX型へ変更される予定だ。
PC版に向けた操作系の見直しも大きい。運営版はスマートフォンのタッチ操作を前提としていたが、復活版ではキーボードとマウスでも快適に遊べるようUIや入力方式を最適化している。
基本パッケージは約50曲、1000枚以上のプレートを収録
基本パッケージには、マクロスシリーズから厳選した約50曲を収録予定。
Steamでは、リン・ミンメイ、熱気バサラ、ミレーヌ・ジーナス、シェリル・ノーム、ランカ・リー、フレイア・ヴィオン、美雲・ギンヌメール、カナメ・バッカニア、レイナ・プラウラー、マキナ・中島の10人が紹介されている。
楽曲も『超時空要塞マクロス』『マクロスプラス』『マクロス7』『マクロスF』『マクロスΔ』から選出される。
さらに、ゲーム開始時点から★4以上のエピソードプレート1000枚以上、各歌姫20種類以上の衣装を所持した状態で遊べる予定だ。
基本パッケージと同時期には複数のDLCも計画されている。こちらには、基本パッケージに入らなかった運営版の楽曲や、一部のプレート・衣装が収録される。
運営版が長年のアップデートで膨大な楽曲と演出を蓄積していたこともあり、まず50曲を基本パッケージへまとめ、残りをDLCとして再構成する方針となっている。
サービス終了から4年、今度は“残せるゲーム”へ
オリジナルの『歌マクロス スマホDeカルチャー』は、DeNAより2017年8月3日にiOS、Android向けとして配信開始された。
歴代マクロス作品の歌姫が3Dで共演し、楽曲プレイ中にはバルキリーモードや特別演出が発生するなど、シリーズ横断型のリズムゲームとして展開された。
その後、2022年6月28日15時をもってサービス終了。約5年にわたる運営に幕を下ろした。
それでも復活を望む声は途切れず、今回のプロジェクトには旧作の開発経験者に加え、当時プレイヤーだったメンバーも参加している。
開発には再びxeenが関わり、AUGUSTがパブリッシャーを担当。単純な旧データの移植ではなく、オンラインサービスの終了と同時に遊べなくなる構造そのものを改め、長期的に残しやすい買い切りゲームへ転換しようとしている。
注目ポイント
1)対応機種拡大の最初のラインまで一気に突破
初期目標3000万円だけでなく、家庭用ゲーム機版の開発着手につながる7500万円まで早くも超えた。
2)1億円では完全新規楽曲まで視野に
ストレッチゴールは旧コンテンツの復元だけではなく、運営版に存在しなかった新曲の開発まで含んでいる。
3)ライブサービスから“残せる買い切り版”へ再設計
課金やスタミナを撤廃しつつ、プレート、ガチャ、3Dライブ、衣装などの魅力をオフライン向けに再構築する。
4)サービス終了作品を救うひとつの事例になり得る
2022年に遊べなくなった作品を、元開発者やファンの力でサーバー依存の少ない形へ作り直す試みとしても注目される。
ゲーム・クラウドファンディング情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- 復活版タイトルは『歌マクロス』
- 運営版タイトルは『歌マクロス スマホDeカルチャー』
- 運営版は2017年8月3日配信開始
- スマートフォン向けライブサービスとして展開
- 運営版のパブリッシャーはDeNA
- 2022年6月28日15時にサービス終了
- 復活プロジェクトは2026年に本格始動
- クラウドファンディングは2026年9月10日20時開始
- 2026年10月31日23時59分まで実施
- 初期目標は3000万円
- 約1時間で3000万円を達成
- 確認時点の支援総額は8085万5678円
- CAMPFIRE表示の達成率は269%
- 確認時点の支援者数は2060人
- 支援額は公開後も変動する可能性あり
- 7500万円のストレッチゴールは突破済み
- 7500万円で家庭用ゲーム機版の開発に着手
- 対応する具体的な家庭用ハードは未発表
- 家庭用ゲーム機版はiOS、Android、Steam版の後に発売を目標
- 現在のネクストゴールは9000万円
- 9000万円でUTA MACROSS SUPER DIMENSION 3D miniLIVEの収録曲数を増加
- 1億円で新規楽曲の開発を実施
- 新曲は運営版未収録の楽曲
- 基本パッケージ発売後のDLCを予定
- 基本パッケージは約50曲を予定
- ★4以上のプレート1000枚以上を初期所持
- 各歌姫20種類以上の衣装を初期所持
- 基本パッケージとあわせて複数のDLCを予定
- DLCでは基本パッケージ未収録の旧楽曲、プレート、衣装を追加
- 運営型の課金要素は撤廃
- スタミナも撤廃
- プレートのレアリティアップガチャは残る
- ガチャはゲーム内で得られるアイテムを使用
- リアルマネー課金は必要ない
- ガチャはBOX型に変更
- PC版ではキーボード・マウス操作に対応予定
- Steamは日本語UI、フル音声、字幕に対応
- 英語UI、字幕にも対応
- Steamでは10人の歌姫を掲載
- 3Dライブや名シーン再現演出も継承
- 復活版の発売元はAUGUST
- xeenが再び開発に参加
- 主要3機種の発売時期は2027年春ごろ
- 価格は未定
- CAMPFIREはAll-in方式
- 初期目標未達でもゲームは発売するとプロジェクトページで説明
- 支援金は内容の改善・拡張にも使用
- 当初は日本国内での配信を予定
- クラファンのSteamキーは日本国内Steamストアのみで利用可能
- 公式情報はUta Macross Official Websiteで公開
- 最新情報はUta Macross Official Xで発信
- ストレッチゴール告知はUta Macross Official X Postで確認可能
- 復活プロジェクト映像はUta Macross Revival Project Teaser PVで公開
- PC版はUta Macross on Steamでウィッシュリスト登録可能
- 支援状況はUta Macross on CAMPFIREで確認可能
- 製品・ストレッチゴール情報はAUGUST Official Press Releaseで公開
まとめ
『歌マクロス』復活クラウドファンディングは、AUTOMATONが報じた時点からさらに伸びている。9月11日夕方の約7080万円から8000万円超へ到達し、家庭用ゲーム機版の開発着手ラインとなる7500万円も突破した。
募集は2026年10月31日まで続く。次は9000万円で3D miniLIVEを拡充、1億円では完全新規楽曲の開発が予定されている一方、iOS、Android、Steam向け基本パッケージは2027年春ごろの発売を目標としており、価格は引き続き未定となっている。
- Uta Macross Official X — Official Stretch Goal Announcement for Console Development, 3D miniLIVE Expansion, and New-Song DLC
- CAMPFIRE — Official Uta Macross Revival Project Crowdfunding Page, Live Funding Total, Rewards, and Timeline
- AUGUST / PR TIMES — Official Stretch Goals, Base Content, Platforms, and Spring 2027 Release Window
- Macross / YouTube — Official Uta Macross Revival Project Teaser PV
- Steam — Official Uta Macross Store Page, Languages, Songstresses, and Standard Edition Content
- DeNA — Original Uta Macross Smartphone De Culture August 3, 2017 Launch Information
- Macross Official — Official June 28, 2022 Uta Macross Smartphone De Culture Service Termination Information
- AUTOMATON — September 11, 2026 Report on the Uta Macross Crowdfunding Surge and Revival Project