AploveStudioが開発する『AGGRO: Thaumiel Mercenaries』のSteamストアページが公開された。本作は、異常存在で構成された部隊を率い、別の異常存在を追跡・収容していくSF探索型TPS。怪物や未確認生物、暴走した機械などが潜む奇妙な世界を舞台に、戦闘と探索を繰り返していく。
開発者のAlex氏 / AploveStudioは、戦闘システムにおける大きな影響元として『勝利の女神:NIKKE』を挙げている。一方で、そのまま模倣することは避け、能力システムの簡略化やパリィ、非線形探索など独自の要素を導入。世界観については『ゆめにっき』やSCP、『ULTRAKILL』、The Backroomsなどからも着想を得ているという。
クイックサマリー
- タイトル: AGGRO: Thaumiel Mercenaries
- 略称: AGGRO
- 開発: AploveStudio
- パブリッシャー: AploveStudio
- 開発者: Alex
- Steam公式ジャンル: Indie
- ゲーム内容: SF探索型サードパーソンシューター
- プレイ形式: シングルプレイ
- Steam対応OS: Windows
- Steam発売日: 未定
- Steam状況: 発売前 / ウィッシュリスト登録可能
- Steam App ID: 5201370
- Steam掲載言語: 英語
- 英語インターフェース: 対応
- 英語字幕: 対応
- フル音声: 記載なし
- 基本設定: 異常存在が別の異常存在を追跡・収容
- 標的: モンスター
- 標的: 未確認生物
- 標的: 暴走した機械
- 探索: 非線形
- 戦闘: TPS
- 部隊編成: Game*Sparkでは5人編成と紹介
- 戦闘操作: 開発映像では手動 / 自動射撃を確認
- カバー: 戦闘要素のひとつ
- ゲージ技: 採用
- パリィ: 採用
- 主な戦闘面の影響元: 勝利の女神:NIKKE
- 世界観の着想: ゆめにっき
- 世界観の着想: SCP
- 追加の着想源: ULTRAKILL
- 追加の着想源: The Backrooms
- 開発方針: NIKKEのコピーにはしない
- 複雑なActive / Passive構成: 簡略化する方針
- ゲージ技: 効果を分かりやすく設計
- 発動順: 開発者説明ではより自由度を持たせる方針
- デモ版: 配信中
- デモ対応: Windows
- デモ対応: Linux
- Windowsデモ容量: 約137MB
- Linuxデモ容量: 約127MB
- デモ開発状況: Early Development
- 仮素材: 一部残っている
- 公式Demo Trailer: 2026年6月19日公開
- 生成AI: itch.ioでは不使用と明記
- 成人向け要素: 露出度の高い衣装
- 成人向け要素: 流血・暴力
- 成人向け要素: ボディホラー
- 成人向け要素: 薬物・飲酒の描写
トレーラー、Steam、ゲームプレイ

異常存在を率いて、異常存在を狩る部隊シューター
『AGGRO』の大きな特徴は、プレイヤー側の戦力そのものが異常存在で構成されていることだ。
Steamの商品説明では、異常存在の部隊を操作し、別の異常存在を追跡して収容していくSF探索型TPSとして紹介されている。
遭遇する相手も一般的な兵士だけではない。モンスター、未確認生物、暴走した機械など、さまざまな存在がターゲットになる。
探索は非線形で、奇妙なロケーションを進みながら、戦闘だけでなく世界に散りばめられたロアや秘密を探すことになる。
目的には単なる撃破だけでなく「収容」「研究」も含まれており、異常存在を管理する組織的な雰囲気を持つ点も特徴だ。
『NIKKE』の影響を受けつつ、あえてシンプルな戦闘へ
Game*Sparkによれば、Alex氏は『勝利の女神:NIKKE』から大きな影響を受けていることを明かしている。
当初は一般的なアニメ調ガチャゲームという印象を持っていたものの、実際に触れる中でキャラクターや世界設定、音楽、戦闘システムに惹かれたという。
『AGGRO』でも、5人編成の部隊、射撃、カバー、ゲージを使う能力など、影響を感じさせる部分が確認できる。
ただし、開発方針は「NIKKEをそのまま作り直す」ことではない。
Alex氏は、多数のパッシブ効果やバーストスキルなど、戦闘中に把握すべき情報が増えすぎる点を簡略化したいと説明している。
そのため『AGGRO』では同様のActive / Passiveスキル構成を採らず、ゲージ技も効果をシンプルにし、発動順の自由度を高める方向で設計。さらにパリィも盛り込まれている。
つまり『NIKKE』との関係は、公式コラボではなく戦闘設計上のインスピレーションとして捉えるのが正確だ。
『ゆめにっき』『SCP』『ULTRAKILL』『The Backrooms』も着想源
一方、世界観はさらに異質な作品群から影響を受けている。
Game*Sparkでは『ゆめにっき』とSCPが設定面の着想源として紹介され、過去の開発情報では『ULTRAKILL』とThe Backroomsの名前も挙げられている。
その組み合わせは、本作の「異常存在を率いて異常存在を収容する」という設定とも相性がいい。
SteamにはHorror、Surreal、Mythology、Sci-fi、Aliens、Time Travelといったユーザー定義タグも並んでおり、一般的なSF軍事シューターとはかなり異なる方向性が見えてくる。
ただし、これらはSteamユーザータグであり、AploveStudioが定めた公式ジャンルとは区別して扱う必要がある。
ゲームの公式Featureには「Lots of lore」「Some secrets...?」も挙げられており、探索そのものが世界設定を読み解く手段になりそうだ。
デモ版はWindowsとLinuxで配信中
Steam版の発売日はまだ決まっていないが、itch.ioではデモ版をプレイできる。
Windows版は約137MB、Linux版は約127MB。
AploveStudioは、このビルドがまだ開発初期段階にあることを明記している。未完成の機能が多く、一部ビジュアルには後から差し替える予定の仮素材も含まれている。
また、itch.ioの商品情報では生成AIを使用していないことも明記されている。
2026年6月19日には公式YouTubeチャンネルでDemo Trailerが公開され、射撃戦、異常存在のキャラクター、探索、奇怪な敵デザインなどを確認できる。
現時点では、このデモ版が完成版を待たずにゲームの方向性を確かめられる最も直接的な手段となっている。
Steamページ公開も発売日はまだ未定
SteamではAploveStudioが開発・パブリッシャーの両方として登録されている。
発売日は現在もTo be announced。対応OSはWindowsで、言語は英語インターフェースと英語字幕のみが掲載されている。
最低動作環境にはWindows 10、Intel Core第11世代、8GB RAM、NVIDIA GeForce RTX 3050、DirectX 12、空き容量300MBが記載されている。
一方、推奨環境には“Subject”名を使った世界観ネタが仕込まれており、通常のPC推奨スペックとして読むべき内容ではない。
価格、具体的な発売日、Early Accessの有無、itch.ioでの製品版配信、コンソール版などはいずれも未発表だ。
ボディホラーや成人向け表現も含む
Steamとitch.ioでは、万人向けではない表現を含むことも明記されている。
具体的には露出度の高い衣装、流血・暴力、ボディホラー、薬物や飲酒の描写などだ。
AploveStudioのキャラクターデザインは、スタイライズされた人物と異常な身体構造を組み合わせることが多く、『AGGRO』でもその方向性がより強く現れている。
そのため本作の“Monster Girl”要素は、単に耳や角を付けたキャラクターという範囲にとどまらず、クリーチャーデザインやボディホラーに踏み込むケースもある。
現時点で確認できたSteam情報には、CEROやESRB、PEGIといった正式な年齢レーティングは掲載されていない。
注目ポイント
1)影響元を開発者自身がはっきり語っている
『NIKKE』のどこに影響を受け、どこを簡略化したいのかまで説明されているため、『AGGRO』独自の方向性が見えやすい。
2)異常存在は敵だけではない
プレイヤー自身が異常存在の部隊を率い、別の異常存在を収容するという構図が設定の中心になっている。
3)戦闘と世界観で参照元が大きく異なる
戦闘面では『NIKKE』、世界観では『ゆめにっき』やSCPなど、異なる作品から要素を吸収している。
4)完成前からデモで確かめられる
正式発売日は未定だが、WindowsとLinuxのデモ版を通じて現在のゲームシステムを実際に確認できる。
ゲーム情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- 『AGGRO』はAploveStudioの新作
- Alex氏がAploveStudioの開発者・アーティストとして活動
- 正式タイトルはAGGRO: Thaumiel Mercenaries
- SteamではAploveStudioがDeveloper
- PublisherもAploveStudio
- Steam版はまだ未発売
- 発売日はTo be announced
- ウィッシュリスト登録は可能
- シングルプレイ作品
- Steam掲載言語は現時点で英語のみ
- 日本語は未掲載
- インドネシア語も未掲載
- 公式設定は「異常存在が異常存在を追跡・収容する」
- 非線形探索を採用
- 敵にはモンスター、未確認生物、暴走機械などが登場
- キャラクターにはそれぞれ異なる特徴・能力がある
- ロアと秘密もFeatureとして明記
- itch.ioでデモ版を公開
- Windows向けデモあり
- Linux向けデモあり
- itch.ioでの状況はIn development
- 一部機能は未完成
- 一部ビジュアルは仮素材
- itch.ioでは生成AI不使用を明記
- 公式Demo Trailerは2026年6月19日に公開
- SteamでもDemo Trailerをストア映像として掲載
- Game*Sparkの報道では開発者が『NIKKE』を大きな戦闘面の影響元として説明
- ただし『NIKKE』のクローンにはしない方針
- 『ゆめにっき』とSCPも設定面の着想源
- 過去の開発情報では『ULTRAKILL』とThe Backroomsも言及
- 最終的なキャラクター全ラインナップは未発表
- Steam価格は未発表
- 具体的な発売日は未発表
- Early Accessの有無は未発表
- コンソール版は未発表
- Linux版製品のSteam対応は未確認
- itch.ioで完成版を配信するかも未確認
- 公式SteamページはAGGRO: Thaumiel Mercenaries on Steamで公開
- デモ版はAGGRO: Thaumiel Mercenaries on itch.ioで配信
- 開発者プロフィールはAploveStudio on itch.ioで公開
- 最新情報はAploveStudio Official Xで発信
- 公式映像はAploveStudio YouTubeで公開
- Demo TrailerはAGGRO Official Demo Trailerで視聴可能
まとめ
『AGGRO: Thaumiel Mercenaries』はSteamストアページの公開によって、製品版に向けた動きがより分かりやすくなった。『NIKKE』に影響を受けた部隊戦闘と、異常存在の収容、非線形探索、ボディホラー、シュールな世界観を組み合わせた独特のTPSとなっている。
発売日や価格、最終的なキャラクター構成、Windows以外の製品版プラットフォームはまだ未発表。現段階では、itch.ioで配信されているWindows/Linux向けデモ版が、AploveStudioの目指す方向を最も直接確認できる手段となっている。
- Steam — Official AGGRO: Thaumiel Mercenaries Store Page, Release Status, Features, Languages, Mature Content, and System Requirements
- Aplove / YouTube — Official AGGRO: Thaumiel Mercenaries Demo Trailer
- AploveStudio / itch.io — Official AGGRO Demo, Development Status, Platforms, and No-Generative-AI Disclosure
- AploveStudio / itch.io — Official Developer Profile and Project Listing
- Game*Spark — September 2026 Steam Page Report, NIKKE Influence, Combat Simplification, Parry, and SCP/Yume Nikki Inspiration
- Game*Spark — June 2026 Development Report Covering NIKKE, Yume Nikki, ULTRAKILL, and The Backrooms Influences