個人ゲーム開発者Lapismine氏が手がけるパーティ構築型ローグライクRPG『Dungeon Picnic』の期間限定体験版がSteamで配信開始となった。配信は2026年9月6日にスタートしており、体験版では最初のエリアを4人のキャラクターでプレイできる。
本作は、パーティ編成やキャラクター育成、ランダムなスキル・装備の獲得、強敵とのバトルといったRPGならではの楽しさを、短時間のランに凝縮することを目指したタイトル。戦闘ではキャラクターごとのMPを持たず、パーティ全体でひとつのマナを共有するほか、敵の弱点を突いてブレイクすると追加ターンを獲得できる。
クイックサマリー
- タイトル: Dungeon Picnic
- 開発: Lapismine
- パブリッシャー: Lapismine
- 開発形態: 個人・ソロ開発
- 対応機種: PC
- ストア: Steam
- Steam App ID: 3736800
- 体験版: 配信中
- 体験版App ID: 5207170
- 体験版配信開始: 2026年9月6日
- 体験版の位置づけ: 期間限定
- 収録範囲: 最初のエリア
- 体験版で使用可能なキャラクター: 4人
- 基本パーティ人数: 4人
- セーブデータ引き継ぎ: 非対応
- 引き継げない理由: 製品版と一部仕様が異なるため
- 製品版発売日: 未定
- 製品版価格: 未定
- Steam Nextフェス: 参加予定
- 参加開始: 2026年10月19日
- Steamジャンル: カジュアル
- Steamジャンル: インディー
- Steamジャンル: RPG
- Steamジャンル: ストラテジー
- 基本コンセプト: RPG × ローグライク × パーティ構築
- キャラクター表現: ドット絵
- バトル: ターン制
- 戦闘リソース: パーティ全体で共有するマナ
- キャラクター個別MP: なし
- ブレイク: 敵の弱点を突くことで発生
- ブレイク効果: 追加ターン
- ブレイク効果: マナ回復量アップ
- ブレイク効果: マナ消費ダウン
- ブレイク中の敵: 攻撃時のクリティカル率アップ
- スキル: クールダウン制
- 強力なスキル: より慎重なクールダウン管理が必要
- クールダウン: ビルドに活用可能
- 一部の必殺技: 他スキルをクールダウン状態にすることを利用
- 一部のスキル: クールダウンを無視可能
- 連携スキル: あり
- 追撃: 通常のターン順を無視して発動可能
- カウンター: 通常のターン順を無視して発動可能
- 装備: ラン中にランダムで出現
- スキル: ラン中にランダムで出現
- 探索: 従来型のダンジョンマップを使用しない
- 探索の判断: ボスへ急ぐか、リスクを取って報酬を狙うか
- 全滅時: ラン中に得たスキル・装備を失う
- 次のラン: ランダム要素によって新しいビルドを構築
- プレイ人数: 1人
- 対応言語: 英語
- 対応言語: 日本語
- 対応言語: 簡体字中国語
- インドネシア語: 現時点で未掲載
- 最低OS: Windows 11
- 最低CPU: Intel Core i3
- 最低メモリ: 8GB RAM
- 最低グラフィック: OpenGL対応、VRAM 1GB
- 必要ストレージ: 1GB
- 体験版トレーラー: 公開済み
- 現在: 製品版を開発中
体験版、トレーラー、Steam、ゲームプレイ

デッキではなく“パーティそのもの”を組み上げる
『Dungeon Picnic』が前面に打ち出しているのは、デッキ構築ではなくパーティ構築という考え方だ。
プレイヤーはドット絵で描かれた4人のキャラクターをパーティに編成してダンジョンへ挑み、ラン中にランダムで手に入るスキルや装備を組み合わせながら、チーム全体を強化していく。
そのため、単純にひとりの高火力キャラクターだけを育てればいいわけではない。あるスキルが別の仲間の存在によって強くなったり、装備によってサポート役の使い方が変わったりと、4人全体の噛み合わせがビルドの中心になる。
Lapismine氏は、長編RPGを遊ぶ時間や体力がなくても、キャラクターの成長、レアアイテムの獲得、パーティ編成、強敵とのバトルといった“RPGのおいしいところ”を短いランで味わえる作品として本作を紹介している。
全滅すれば、そのランで入手したスキルや装備は失われる。次の挑戦では再びランダムな報酬をもとに、新しいパーティ構成を作り直すことになる。
弱点をブレイクすれば追加ターンを奪える
戦闘で特に特徴的なのがブレイクだ。
『Dungeon Picnic』にはキャラクターごとの個別MPがなく、パーティ全体でひとつのマナを共有する。
敵の弱点を突いてブレイクを発生させると、単なるダメージボーナスだけではなく、複数の恩恵を一度に得られる。
まず追加ターンが発生。さらにマナ回復量が増え、スキルのマナ消費が軽減され、ブレイク中の敵を攻撃した際のクリティカル率も上昇する。
つまり、弱点を突くことは戦闘全体のリソース効率を変える行為でもある。
高火力キャラクターでいきなり攻撃するのではなく、あえてサポート役で敵をブレイクし、そこから軽くなったマナコストを利用して高コストスキルを連発するといった流れも考えられる。
クールダウンは“制限”であると同時に武器になる
各スキルにはクールダウンが設定されている。
一般的なRPGなら、強力なスキルを連発できないための制限として使われる仕組みだが、本作ではその制限自体を利用したビルドも存在する。
Steamの商品説明では、他の全スキルをクールダウン状態にする代わりに発動する必殺技や、逆にクールダウンを無視するスキルが例として挙げられている。
そのため、“使用できないスキルが多い状態”が必ずしも不利とは限らない。
重要スキルを常に使えるよう管理するパーティもあれば、意図的に複数のスキルをクールダウンへ送り込み、その状態を条件に強力な行動を狙うパーティも成立する。
追加ターン、マナ、クールダウン。この3つをどう組み合わせるかが、ターン制バトルのテンポを大きく左右する。
追撃とカウンターは通常のターン順を無視
仲間同士の連携スキルも、パーティ構築を支える重要な要素だ。
公式説明では、追撃やカウンターの中には通常のターン順を無視して発動できるものが存在するとされている。
ひとりのキャラクターが行動した結果、別のキャラクターが即座に追撃し、その後に通常のターンへ戻るといった連鎖が可能になる。
ここにブレイクによる追加ターン、マナ消費軽減、クリティカル率アップが組み合わされれば、ひとつの弱点攻撃を起点に長い攻撃シークエンスへ発展する可能性もある。
個々のスキル性能だけではなく、“誰が行動すると誰が反応するのか”まで含めて編成を考えることになるため、パーティ全体をひとつのビルドとして見る必要がある。
ダンジョン探索には従来型のマップを使わない
ローグライク部分でも、一般的な分岐型マップとは異なるアプローチを採用している。
『Dungeon Picnic』では、描かれたダンジョンマップのルートを左か右かと選ぶ形式ではない。
その時々の状況を見ながら探索を進め、消耗を抑えてボスへ急ぐか、リスクを承知でさらに探索して報酬を狙うかを判断する。
追加探索によって強力なスキルや装備を入手できれば、そのランの完成度は大きく上がる。
一方で、戦闘を重ねればHPなどを失い、ボス戦の時点でパーティが消耗している可能性も高くなる。
すでに強力な組み合わせが完成したなら早めに先へ進む。まだ火力や連携が足りないなら、危険を承知でもう少し報酬を探す。そうした判断自体が探索パートの戦略になる。
体験版は最初のエリアまで、セーブ引き継ぎなし
今回配信された体験版は、製品版全体を短くまとめた内容ではない。
公式発表によれば、プレイできるのは最初のエリアで、使用できるキャラクターは4人。
また、製品版とは一部仕様が異なることから、体験版のセーブデータは製品版へ引き継げない。
Steam上の製品版発売日は現在も未定で、価格についてもまだ発表されていない。
さらに、この体験版は2026年10月19日から始まるSteam Nextフェスへの参加も決定している。
ただし、10月19日は製品版の発売日ではない。
現段階では、パーティ構築、弱点ブレイク、共有マナ、クールダウン、連携、ローグライクのリセット構造といった、本作の基本システムを実際に触れるための体験版と考えるのが適切だ。
注目ポイント
1)弱点を突くと戦闘全体のリソースが有利になる
ブレイクは追加ターンだけでなく、マナ回復量アップ、消費軽減、クリティカル率上昇までまとめて発生する。
2)クールダウンそのものをビルドに組み込める
使用制限を逆手に取るスキルがあり、“スキルが使えない状態”すら戦略の一部になる。
3)4人をひとつのユニットとして考える設計
共有マナと連携スキルによって、個別のキャラクタービルドよりもパーティ全体の噛み合わせが重要になる。
4)短時間でもRPGらしい成長と損失を味わえる
ランダムなスキル・装備、強敵、成長、全滅時のロストによって、短いプレイでもローグライクらしい緊張感を作っている。
ゲーム・体験版情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- 『Dungeon Picnic』はLapismine氏によるインディーゲーム
- 開発・パブリッシングともにLapismine
- Steam製品版App IDは3736800
- 体験版App IDは5207170
- 体験版は2026年9月6日に配信開始
- 公式では期間限定体験版と案内
- 終了日は主要告知では未発表
- 体験版で遊べるのは最初のエリア
- 使用できるキャラクターは4人
- パーティ人数も4人
- 製品版とは一部仕様が異なる
- そのため体験版セーブは製品版へ引き継げない
- 製品版発売日は未定
- 製品版価格も未発表
- Steam Nextフェスへの参加が決定
- 参加開始日は2026年10月19日
- Steam Nextフェス開始日は製品版発売日ではない
- 今回の体験版に合わせて新トレーラーも公開
- バトルはターン制
- キャラクターごとの個別MPは存在しない
- パーティ全体でマナを共有
- 弱点を突くとブレイクが発生
- ブレイク時に追加ターンを獲得
- マナ回復量もアップ
- マナ消費も軽減
- ブレイク中の敵への攻撃はクリティカル率アップ
- スキルにはクールダウンあり
- 他スキルのクールダウンを利用する必殺技が存在
- クールダウンを無視できるスキルも存在
- 連携スキルで追撃可能
- カウンターも存在
- 追撃・カウンターは通常ターン順を無視できる場合あり
- ラン中のスキル取得はランダム
- 装備もランダムで入手
- 全滅するとラン中に得たスキルを失う
- 装備も失われる
- 探索には従来型のダンジョンマップを使わない
- ボスへ急ぐか追加探索するかを状況に応じて判断
- 1人プレイ専用
- Steamでは英語UI・字幕に対応
- 日本語UI・字幕に対応
- 簡体字中国語UI・字幕に対応
- フル音声はSteamでは記載なし
- 最低OSはWindows 11
- 最低CPUはIntel Core i3
- 最低メモリは8GB RAM
- 最低グラフィック条件はOpenGL対応・VRAM 1GB
- 必要ストレージは1GB
- SteamにはAI生成コンテンツに関する開示あり
- 開発者は一部キャラクターをAIでデザインし、開発者自身が制作したと説明
- すべてのキャラクターがAIデザインとは記載されていない
- 体験版の動画配信は各種動画プラットフォームで許可
- YouTube Super Chatなどプラットフォーム側の収益化機能も利用可能
- 動画説明欄へのSteamストアリンク掲載を開発者が歓迎
- 不具合はSteam Communityで報告可能
- 公式情報はLapismine Official Xで発信
- 体験版配信告知はDungeon Picnic Official X Postで確認可能
- 体験版映像はOfficial Dungeon Picnic Demo Trailerで公開
- 製品情報はDungeon Picnic on Steamで確認可能
- 公式コミュニティ情報はDungeon Picnic Steam Communityで公開
まとめ
『Dungeon Picnic』は、ローグライクの1ランを“小さなRPG一本分”のように楽しませることを狙った作品だ。4人のパーティを作り、ランダムなスキルと装備を集め、マナを管理し、ブレイクや連携をつなげながらボスを目指していく。
最初のエリアを収録した期間限定体験版は現在Steamで配信中で、10月19日からのSteam Nextフェスにも参加予定。製品版の発売日、価格、体験版の終了日、最終的なキャラクター構成についてはまだ発表されていない。
- Lapismine Official X — Official Dungeon Picnic Demo Launch Announcement
- Lapismine / YouTube — Official Dungeon Picnic Demo Trailer
- Steam — Official Dungeon Picnic Store Page, Gameplay Systems, Languages, Requirements, and Release Status
- Steam Community — Official Demo Content, Save Transfer, Next Fest, Streaming, and Bug Reporting Information
- 4Gamer — September 2026 Demo Launch, Fixed Four-Character Demo Party, and Gameplay Overview
- Gamer — September 2026 Demo, Party Building, Break System, Trailer, and Next Fest Information
- Game*Spark — September 2026 Demo Launch and Party-Building Roguelike RPG Gameplay Feature