インディーゲーム『Nightmere』のSteamウィッシュリスト登録数が、4000件を突破した。開発を手がけるCupkisuが2026年8月9日に報告したものだ。
現在は無料デモ版も配信されており、若き私立探偵Ameliaが挑む失踪事件や、探索、推理、パズルといった本作の核となる要素を体験できる。
クイックサマリー
- タイトル: Nightmere
- クラウドファンディング名: Nightmere: Act I
- 形式: ゲーム
- ジャンル: アドベンチャー、ミステリー、サイコロジカルホラー、パズル、探偵
- 開発: Cupkisu
- 販売: Cupkisu
- デモ版エンジン: Godot
- 最新記録: Steamウィッシュリスト4000件以上
- 集計元: 開発者が公開した内部データ
- 製品版: 開発中
- 発売日: 未定
- 製品版の対応機種: PC(Steam)
- デモ版: 無料配信中
- itch.io版: Windows、macOS
- デモ版の想定プレイ時間: 約2時間
- プレイ人数: 1人
- 主人公: Amelia
- 本編の時代: 1991年
- 事件: 医学生Sarahの失踪
- デモ序盤の時代: 1989年
- デモ序盤の舞台: コミュニティ施設「AECC」
- ビジュアル: 手描きの2Dデジタルアート、ピクセルアート
- Steamで予定する表示言語: 9言語
- インドネシア語: 記載なし
- 年齢区分: 未定
- 内容に関する注意: 一部の暴力・流血表現、自殺への言及、成人向けテーマを含む
公式発表、Steamページ、ゲームビジュアル

Steamウィッシュリストが4000件を突破
Cupkisuは、無料デモ版やSNSでの発信、『Nightmere: Act I』のクラウドファンディングを通じて作品を紹介してきた。
今回発表された4000件という数字は、開発者がSteamの管理画面から確認したもの。ウィッシュリスト数はストア上で一般公開されないため、ユーザー側から直接集計することはできない。
ウィッシュリストへ登録しておけば、発売日や製品版の配信が決まった際にSteamから通知を受け取れる。
現時点で製品版の発売日は未定。次の登録目標や、コンソール版の計画も明らかにされていない。
1991年、私立探偵Ameliaが失踪事件を追う
本編の舞台は1991年。若くして疲弊した私立探偵Ameliaが、雪に覆われた小さな町Nightmereへ足を踏み入れるところから始まる。
依頼内容は、将来を期待されていた医学生Sarahの行方を捜すこと。Sarahの兄である「The Client」も捜査への同行を強く望んでいる。
Ameliaは町を歩き、住民への聞き込みや現場の調査を重ねながら手掛かりを集めていく。しかし、誰もが真実を語っているとは限らない。
やがて事件は、町が隠してきた秘密だけでなく、Amelia自身の過去にもつながっていく。公式紹介で繰り返される「誰もが仮面を被っている」という言葉は、主人公も例外ではないことを示している。
デモ版では1989年の事件を描く
無料デモ版は、1991年の本編冒頭だけを切り出した内容ではない。
序盤では、本編より2年前の1989年へ遡り、若きAmeliaがコミュニティセンター兼プール施設AECCで失踪事件に挑む。
この経験は、後にNightmereで起きる出来事へつながる重要な過去として描かれる。
Cupkisuによると、デモ版のボリュームは約2時間。本編以前の物語に加え、『Act I』から抜き出した場面やゲームシステムの一部も収録している。
Steamでは無料でプレイ可能。itch.ioではWindows版とmacOS版を配布しているが、同ページで案内されている対応言語は現在のところ英語のみとなる。
聞き込みと推理、言葉を使った対決
ゲームはRPG風の見下ろし型探索を採用。施設や町の中を歩き回り、気になる場所を調べ、NPCから証言を集めていく。
事件を進めるには、見つけた証拠を整理し、複数の情報から筋の通った結論を導かなければならない。
会話の矛盾を指摘したり、容疑者や状況に合う答えを選んだりする推理パートも用意される。
対決では武器だけでなく、言葉、論理、集めた手掛かりも重要になるという。探偵アドベンチャーとバトルを一つの仕組みにまとめようとしている点が特徴だ。
なお、製品版は現在も開発中。デモ版の操作、画面構成、バランス、各種システムは今後変更される可能性がある。
手描きアートで描く小さな町の不穏さ
キャラクターの立ち絵や重要な場面には、手描きの2Dデジタルイラストを使用。探索画面のピクセルアートと組み合わせ、日常的な空間が少しずつ不穏な表情へ変わっていく。
Cupkisuは本作について、自身が親しんできたミステリー小説やゲームへのラブレターだと説明している。
影響を受けた作品として挙げているのは、Your Turn To Die、Silent Hill、Paper Lily、Undertale、Doki Doki Literature Club、Signalis、Ace Attorney、OMORIなど。
特定作品の再現を目指すのではなく、推理、心理的な恐怖、会話劇、パズル、人物の内面を軸にした物語を、Nightmere独自の事件へ落とし込んでいる。
注目ポイント
1)デモ版だけの過去編を収録
単なる冒頭体験版ではなく、1989年に起きた事件を通してAmeliaの過去を補完する。
2)証拠が対決にも影響
集めた手掛かりや推理は会話を進めるだけでなく、敵や容疑者との対決にも用いられる。
3)怪異だけに頼らない心理ホラー
森に潜む何かに加え、住民の嘘や隠された素顔、Amelia自身の記憶が恐怖を生み出す。
4)無料で作品の方向性を確認できる
物語、アート、操作、推理システムを試してから、Act Iの今後を追うことができる。
ゲーム情報
現時点で判明している主な情報は以下の通り。
- 『Nightmere』はCupkisuが開発・販売
- 開発者発表でSteamウィッシュリスト4000件を突破
- 製品版の発売日は未定
- 対応機種はPC(Steam)
- Steamで無料デモ版を配信中
- itch.ioではWindows版とmacOS版も配布
- デモ版のプレイ時間は約2時間
- 本編は1991年が舞台
- AmeliaがSarahの失踪を捜査する
- デモ序盤は1989年のAECCが舞台
- 探索、聞き込み、パズル、証拠収集、対決を収録
- キャラクター表現には手描きの2Dデジタルアートを採用
- 1人用ゲームとして制作
- Steamでは日本語を含む9言語のインターフェース対応を予定
- インドネシア語は掲載されていない
- itch.ioのデモ版は現在英語のみ
- itch.ioでは生成AI不使用と明記
- コンソール版は未発表
- 正式な発売時期は未定
- Steamの『Nightmere』公式ストアページからウィッシュリストへ登録できる
- デモ版はitch.io公式ページからも入手可能
- 『Act I』の開発状況はKickstarter公式キャンペーンで確認できる
まとめ
『Nightmere』は、Ameliaが抱える過去と町の秘密を描く探偵ホラーとして開発が進められ、Steamウィッシュリスト4000件という節目を迎えた。
無料デモ版では、1989年の事件を通じて探索、推理、パズル、対決、手描きアートの雰囲気を確認できる。『Act I』および製品版の発売時期は、今後の発表を待つことになる。
- Cupkisu Official X — 4,000 Steam Wishlists Milestone and Main Premise
- Steam — Official Game Page, Story, Features, Languages, and System Requirements
- Cupkisu Official X — Free Steam Demo Availability
- itch.io — Demo Length, Platforms, Engine, Story, and Inspirations
- Kickstarter — Official Nightmere: Act I Crowdfunding Campaign