『Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE』が、2026年9月4日にSteamで正式発売されました。2000年に誕生した作品を現行Windows環境で楽しめるようにしたもので、日本語・英語・中国語(簡体字)の3言語に対応しています。
本作はニトロプラスの第1弾タイトルであり、虚淵玄氏のシナリオライターデビュー作でもあります。一方、Steam版は完全新規リメイクではなく、TVアニメの要素を取り込んだ2013年Windows版と同内容の移植となっています。
クイックサマリー
- タイトル: Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE
- 原点タイトル: Phantom PHANTOM OF INFERNO
- 形式: ビジュアルノベル
- 日本公式ジャンル: ハードボイルドADV
- 英語公式での表現: neo-noir visual novel
- 開発: NITRO PLUS / NITRO ORIGIN
- Steamパブリッシャー: NITRO PLUS
- プラットフォーム: Steam
- OS: Windows
- 公式発売日: 2026年9月4日
- 現状: 発売中
- 日本通常価格: 税込3,500円
- 日本ローンチ割引: 30%OFF・2,450円
- 英語圏Steam表示価格: US$29.99
- 英語圏ローンチ価格: US$20.99
- Steam introductory offer終了: 2026年9月17日
- テキスト・UI: 日本語、英語、中国語(簡体字)
- 音声: 日本語
- インドネシア語: 非対応
- プレイ人数: 1人
- Steam実績: 対応
- 実績数: 34
- Steam Family Sharing: 対応
- NITRO ORIGIN推奨: 15歳以上
- 年齢区分について: 外部審査機関による正式レーティングではなくメーカー推奨
- 原作PC版: 2000年
- 歴史的位置: ニトロプラス / NITRO ORIGINの第1弾作品
- 虚淵玄: シナリオライターデビュー作
- DVD-PG版: 2001年
- PlayStation 2版: 2003年
- TVアニメ: 2009年『Phantom Requiem for the Phantom』
- Xbox 360版: 2012年
- Windows逆移植版: 2013年
- Steam版のベース: 2013年Windows版
- Steam向け新規ストーリー追加: 発表なし
- アニメ由来の要素: キャラクターデザイン、グラフィック、キャスト、オリジナルエピソード
- 主人公: ツヴァイ / 吾妻玲二
- 中心人物: アイン / ファントム
- 組織: インフェルノ
- シナリオ: 虚淵玄、ヤスカワショウゴ、守宮尚志
- キャラクター原案: 矢野口君
- キャラクターデザイン: 山下喜光、佐々木睦美、菊地洋子、門智昭、つばたよしあき、芝美奈子
- 東京ゲームショウ2026試遊: 実施予定
- ブース: ニトロプラス・ホール9 インディーゲームコーナーC-55
- TGS2026期間: イベント日程に沿って9月17日~21日
Steam, PV to Gameplay

Gen Urobuchi no Debut-saku ga Gendai PC ni Fukkatsu
『Phantom PHANTOM OF INFERNO』は2000年、ニトロプラスの第1弾作品としてPC向けに発売されました。また、後に多くのアニメ・ゲーム・小説作品を手掛けることになる虚淵玄氏のシナリオライターデビュー作でもあります。
今回のSteam版は、この初期作品を現行Windows環境で遊びやすくするもので、作品そのものを一から作り直した新規リメイクではありません。
長い展開の中で完成した2013年版を保存し、現在のSteam環境へ持ち込む意味合いが強いリリースとなっています。
Steam-ban no Base wa 2013-nen Windows-ban
『Phantom』は2000年のPC版に続き、2001年にDVD-PG版、2003年にPlayStation 2版が発売されました。2009年には原作シナリオをベースにオリジナルエピソードも追加したTVアニメ『Phantom Requiem for the Phantom』が放送されています。
2012年にはTVアニメの要素を取り込んだXbox 360版が登場し、翌2013年にはその内容をWindowsへ完全移植したPC逆移植版が発売されました。
2026年のSteam版は、この2013年Windows版と同じ内容です。NITRO ORIGINも、新規ストーリーや内容変更を加えた別バージョンではないことを明記しています。
Anime-ban no Design to Cast mo Game ni Keisho
現在のSteam版には、アニメ展開から逆輸入された要素がそのまま残されています。
キャラクターデザインやグラフィックはTVアニメ版に準拠し、アニメと同じ声優陣がキャラクターを担当。さらに、アニメで追加されたオリジナルエピソードもXbox 360版を経由してゲーム側へ収録されています。
そのため、原点となるビジュアルノベルでありながら、長年のメディアミックス展開を反映したバージョンを遊べる形です。
Zwei to Ein o Nomikomu Inferno no Inbo
物語は、一人旅でアメリカを訪れていた日本人の少年が、暗黒街の事件へ巻き込まれるところから始まります。マフィア幹部の暗殺が相次ぐ中、犯罪組織「インフェルノ」と最強の暗殺者「ファントム」の存在が噂されていました。
少年が遭遇したファントムの正体は、自分とほぼ同年代の少女アイン。記憶を消された少年は、ツヴァイという名を与えられて暗殺者として教育されます。
生き残るために始まった日々は、やがてインフェルノ内部の陰謀と、アインとの複雑な関係へつながっていきます。
English to Simplified Chinese ni Koshiki Taio
今回のSteam版で大きく広がったのが言語面のアクセスです。日本語・英語・中国語(簡体字)の3言語を、ひとつの公式版で利用できます。
3言語ともUIとテキストに対応し、フルボイスは日本語のみ。インドネシア語には対応していません。
NITRO ORIGINは英語版の公式商品ページも公開しており、海外ユーザーがストーリー、キャラクター、製品仕様などを公式情報から確認できる環境も整えています。
Staff to Voice Cast wa Anime Jidai no Taisei o Keisho
シナリオは虚淵玄氏のほか、ヤスカワショウゴ氏、守宮尚志氏が担当。キャラクター原案は矢野口君氏です。
声優はツヴァイ / 吾妻玲二役を入野自由氏、アイン / ファントム役を高垣彩陽氏が担当。クロウディア=マッキェネン役は久川綾氏、キャル=ディヴェンス役は沢城みゆき氏、藤枝美緒役は小清水亜美氏です。
さらにサイス=マスター役・千葉一伸氏、リズィ=ガーランド役・渡辺明乃氏、レイモンド=マグワイヤ役・千葉進歩氏、アイザック=ワイズメル役・石川英郎氏が参加。ドライ役については公式素材でも「???」として伏せられています。
Tokyo Game Show 2026 de Shiyu Kanou
Steam発売後には、幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2026でも試遊できます。
ニトロプラスブースはホール9 インディーゲームコーナーC-55。同ブースでは『Dolls Nest』とともに『Phantom』PC(Steam)版が用意されます。
イベントは9月17日から21日までで、ビジネスデイと一般公開日はTGS公式スケジュールに沿って実施されます。
注目ポイント
1)虚淵玄氏のキャリア原点を公式環境で遊べる
新作ではありませんが、虚淵氏のデビュー作かつニトロプラス第1弾作品という歴史的な位置付けがあります。
2)ゲームとアニメの要素を統合した版を維持
2013年版をベースにしているため、アニメ由来のデザイン、キャスト、追加エピソードも収録されています。
3)英語・中国語への公式対応
日本語に加えて英語と簡体字中国語を正式サポートし、海外ユーザーがアクセスしやすくなりました。
4)リメイクではなくアーカイブとして残す方向
2013年版の内容を大きく改変せず、現行PCで遊べる形に保存するリリースです。
ゲーム情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVEはSteamで発売中
- NITRO ORIGINが示す公式発売日は2026年9月4日
- Steamの地域・タイムゾーン表示によっては9月3日と表示される場合があるが、メーカー公式日は9月4日
- 新版の対応プラットフォームはWindows向けSteam
- 日本通常価格は税込3,500円
- ローンチセールは30%OFFの2,450円
- 英語圏Steamでは通常US$29.99、セールUS$20.99と表示
- Steamのintroductory offerは9月17日終了予定
- 日本語・英語・中国語(簡体字)はUIとテキストに対応
- フルボイスは日本語のみ
- インドネシア語は非対応
- 日本公式ジャンルはハードボイルドADV
- 英語公式サイトではneo-noir visual novelと紹介
- SteamのストアジャンルはAdventure
- Visual Novel、Anime、Dark、Noir、Assassins、Multiple EndingsなどはSteamユーザータグであり、開発元の公式ジャンル表記ではない
- プレイ人数は1人
- Steam実績は全34個
- Family Sharingに対応
- サードパーティーEULAへの同意が必要
- NITRO ORIGINは15歳以上推奨としている
- Steamでは暴力、ゴア、性的・成人向けテーマ、強い言葉などの内容説明があるが、これは正式な年齢レーティングではない
- 最低OSはWindows 11 64-bit
- 最低CPUはCore i5
- 推奨CPUはCore i7
- 最低メモリは8GB
- 推奨メモリは16GB
- 最低グラフィック環境はDirectX 11、Pixel Shader 4.0以上、1GB以上のメモリ
- 推奨は1GB以上のメモリを備えた外部GPU
- 必要ストレージは約4GB
- モニター要件は1920×1080・32-bit TrueColor、ウィンドウサイズ変更可能
- 公式製品仕様では回想モードは非搭載
- CGモードは搭載
- サウンドモードは搭載
- 東京ゲームショウ2026ではニトロプラスブースのホール9 インディーゲームコーナーC-55で試遊可能
- 公式情報はPhantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE Official Websiteで確認可能
- 英語版公式情報はOfficial English Websiteで公開
- 発売告知はNITRO ORIGIN Official X Postで確認可能
- Steam版はPhantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE on Steamで配信
- 公式PVはNITRO PLUS Official YouTubeで公開
- TGS試遊情報はNitroplus Tokyo Game Show 2026 Pageで確認可能
まとめ
『Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE』は、ニトロプラス第1弾作品であり虚淵玄氏のデビュー作でもある『Phantom』を、現行Steam環境で再び遊べるようにしたリリースです。日本語に加えて英語・簡体字中国語にも公式対応し、2013年版に収録されていたアニメ由来の要素もそのまま引き継いでいます。
現在はローンチ割引付きで販売され、東京ゲームショウ2026でも試遊予定です。一方、このNITRO ARCHIVE版についてSteam以外の新たな対応プラットフォームや、2013年版から追加される新規ストーリーは発表されていません。
- NITRO ORIGIN Official X — Official Steam Launch Announcement and 30% Launch Discount
- YouTube — Official Phantom PHANTOM OF INFERNO PC Steam PV
- Steam — Official Store Page, Languages, Features, Pricing, and Screenshots
- NITRO ORIGIN — Official Game Page, Story, Product Specifications, Staff, Cast, and Version History
- NITRO ORIGIN — Original Steam Release Announcement and 2013 Port Details
- Nitroplus — Tokyo Game Show 2026 Booth and Playable Demo Information
- Denfaminicogamer — Steam Release, Historical Version Context, and Anime-Based Content Summary