クリエイターのPyrite9が、VRChatアバター向けの無料腕時計ギミック「Pulse Watch v0.1.0」を2026年10月30日に公開した。手首を目の前に持ち上げるとホログラムが展開し、時計やレーダー、さまざまなナビゲーション機能を利用できる。
単なる装飾用の腕時計ではなく、最大14mの周辺レーダーやスキャン演出、ウェイポイント、視線方向を照らすライトなどを搭載。BOOTHでは無料版に加え、同じファイルを収録した100円の支援版も配布されている。
クイックサマリー
- 商品名: Pulse Watch
- 日本語名称: パルスウォッチ 腕時計ギミック
- 制作者: Pyrite9
- 対応プラットフォーム: VRChat
- カテゴリ: アバター用アクセサリー/ホログラム腕時計ギミック
- バージョン: v0.1.0
- 初回公開日: 2026年10月30日
- 配布状況: 公開中
- 販売・配布先: BOOTH
- 無料版: 0円
- 支援版: 100円
- 両版の違い: なし、収録ファイルは同一
- 商品形式: ダウンロード商品
- ファイル名: Pyrite9_PulseWatch_v0.1.0.zip
- ダウンロード容量: 510KB
- 主な機能: インタラクティブなホログラム腕時計
- 起動方法: 手首を目に向ける
- デスクトップ用設定: Keep Open
- レーダー: 14m以内の周辺プレイヤーを表示
- レーダー表示: 12方向・距離5段階
- スキャン波: 周囲を走る視覚エフェクト
- ウェイポイント: レーザーで位置マーカーを設置
- ライト: 視線方向を照らす
- 追加表示: 日付、ローカル時刻、方位、ワールド滞在時間
- 音声表示: 発話・マイク状態のインジケーター
- 装着する手: 左右選択可能
- 装着位置: 手首の外側・内側
- アクセントカラー: 変更可能
- 対応アバター: ヒューマノイド
- 導入方式: Modular Avatar
- Unity: 2022.3
- VRChat SDK: Avatars 3.10以降
- NDMF: Modular Avatar経由で使用
- シェーダー: 専用シェーダー、lilToon不要
- メニュー言語: 日本語、英語、韓国語
- 対応環境: PC専用
- Android / Quest: 非対応
- 利用規約: 改変可能、再配布禁止
「Pulse Watch」公式デモ映像

手首を目に向けるだけでホログラムが展開
Pulse Watchは、現実で時計を見るように手首を目の前に持ち上げる動作によって起動する。
腕時計の上にホログラムが開き、ローカル時刻や日付、レーダー、複数の操作ボタンが表示される。手首を下ろすとホログラムも自動的に閉じる仕組みだ。
デスクトップユーザー向けには、手首の姿勢を維持しなくても表示できる「Keep Open」設定も用意されている。
Modular Avatarを利用して導入すると、ビルド時にヒューマノイドアバターの前腕に合わせて、時計の位置と大きさが自動的に調整される。
最大14mのレーダーとスキャン演出
Pulse Watchの特徴的な機能のひとつが、周囲14m以内のプレイヤーを表示するレーダーだ。
レーダーは12方向・距離5段階の格子状になっており、人がいるエリアを確認できる。ただし、レーダーの情報を見られるのは装着している本人だけだ。
また、ホログラムが開くと、周囲の床や壁、プレイヤーの上をスキャンの波が走る。専用のdepth lightを利用した演出によって、未来的なスキャナーを操作しているような雰囲気を楽しめる。
通常のVRChatメニューを繰り返し開かずに、腕時計から周辺情報を確認できる点が特徴となっている。
ウェイポイント、ライト、アバター情報も表示
ウェイポイント機能は、時計を装着していない手の人差し指でボタンを操作する。
ボタンを押すとレーザーが現れ、トリガー操作によって床や壁、天井などに目印を設置できる。ウェイポイントは自分だけに表示するか、ほかのユーザーにも共有するかを選択可能だ。
別のボタンでは、視線方向を照らすライトを起動できる。
このほか、コンパス、ワールド滞在時間、座標、フレームレートなどの情報も搭載。発話中はホログラムの外周が光り、マイクをミュートすると赤く点滅する。
無料配布、ただしPC版VRChat専用
BOOTHでは無料版0円と支援版100円の2種類が用意されている。
どちらも収録ファイルは同じで、支援版は制作者を応援したい人のための選択肢となっている。
導入にはUnity 2022.3、VRChat SDK Avatars 3.10以降、Modular Avatarが必要。専用シェーダーを使用するため、lilToonの導入は不要だ。
なお、現在のPulse WatchはPC専用。AndroidやQuest向けの同一アバターをアップロードする場合は、対応するビルドを行う前にPulse Watchオブジェクトを削除するか、無効化する必要がある。
パフォーマンス設定と利用規約
Pulse Watchの一部機能ではライトやアニメーションレイヤーを使用するため、アバターの構成が複雑になる場合がある。
すべての機能を有効にするとライトが2つ追加され、FXレイヤーを最大15個使用する。デバッグメーターも含める場合は16個となる。
不要な機能はインスペクターから外すことができ、無効化した機能の構成要素はビルドに含まれない。
利用規約では、ギミックの使用や改変、パブリック・プライベートアバターへの導入が認められている。動画や配信での収益化利用も可能だが、元データや改変データの再配布・販売は禁止されている。
注目ポイント
1)腕時計を見る動きが操作になる
手首の動きでホログラムが開くため、単なるメニュー操作ではなく、未来的なウェアラブル端末を使っているような感覚を楽しめる。
2)探索用の機能をひとつに集約
レーダー、ウェイポイント、コンパス、ライトをひとつのアクセサリーから使えるため、VRChatのワールド探索にも向いている。
3)無料版でもすべての機能を利用可能
無料版と支援版の内容は同じで、対応するPC環境があれば追加費用なしで機能を試せる。
VRChat用「Pulse Watch」製品情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- 「Pulse Watch」はPyrite9が制作
- 日本語商品名は「パルスウォッチ」
- 初回バージョンはv0.1.0
- 2026年10月30日に初回公開
- BOOTHでダウンロード可能
- 無料版が用意されている
- 支援版の価格は100円
- 両版の収録ファイルは同一
- ZIPファイルの容量は510KB
- ヒューマノイドのVRChatアバター向けに設計
- ビルド時に時計の位置と大きさを自動調整
- 左右どちらの手首にも装着可能
- 手首の外側・内側を選択可能
- 手首を目の前に持ち上げるとホログラムが展開
- 手首を下ろすと表示が閉じる
- デスクトップではKeep Openを利用可能
- レーダーの検出範囲は14m
- レーダーは12方向・距離5段階
- レーダー情報は本人にのみ表示
- スキャン波にはdepth lightを使用
- ワールド内の面にウェイポイントを設置できる
- マーカーは本人限定または共有表示を選択可能
- ライトは視線方向を照射
- コンパスやワールド滞在時間も表示
- 発話状態やミュートを表示
- フレームレートは本人にのみ表示
- アクセント色やウェイポイント色を変更可能
- 不要な機能はビルドから除外できる
- メニューは日本語、英語、韓国語に対応
- Unity 2022.3が必要
- VRChat SDK Avatars 3.10以降に対応
- Modular AvatarおよびNDMFを使用
- lilToonは不要
- PC版VRChat専用
- Android・Questには非対応
- パブリック・プライベートアバターへの導入が可能
- 収益化された動画・配信でも利用可能
- 元データ・改変データの再配布は禁止
- 商品詳細はBOOTH公式商品ページで公開
- 制作者のショップはPyrite9公式BOOTHで確認可能
- 配布告知はPyrite9公式Xに掲載
- デモ映像は公式YouTubeで公開
まとめ
Pyrite9が公開した「Pulse Watch v0.1.0」は、レーダーやウェイポイント、ライトなどを搭載したVRChat向けの無料ホログラム腕時計ギミックだ。
BOOTHからダウンロードし、Modular Avatarを使って導入できる。ただし、現在はPC専用となっており、利用前には対応環境やライセンス条件を確認する必要がある。