ベルギーのインディースタジオCabbage Clubが開発する『Just Chessing Around』の無料体験版が、Windows PC向けにSteamで配信されている。
チェス駒の基本的な移動方法を残しながら、ローグライトの成長要素、アイテム、ボス戦、盤面を変化させる地形を導入。体験版は2026年4月27日に配信され、8月にはSix One Demo Daysへの参加にあわせて改めて紹介された。
クイックサマリー
- 正式タイトル: Just Chessing Around
- 形式: PCゲーム
- ジャンル: ターン制タクティクス、ローグライト、ストラテジー、ダンジョンクロウル、チェス
- 開発: Cabbage Club
- 販売: Cabbage Club
- 開発国: ベルギー
- 開発チーム: 2人
- 対応機種: Windows PC、Steam
- プレイ人数: 1人
- 体験版配信日: 2026年4月27日
- 体験版価格: 無料
- 製品版: 開発中
- 現在の発売目標: 2026年第4四半期
- 正式発売日: 未発表
- 主な目的: 軍を編成してダークキングを倒す
- チェックメイト: 主な勝利条件には使用しない
- バフスロット: 5枠
- アイテムスロット: 2枠
- 体験版のバフ: 37種類
- 体験版のアイテム: 7種類
- 特別戦闘: Underling戦1回
- 体験版の環境: 草原、城、砂漠
- 通常の駒: ポーン、ルーク、ナイト、ビショップなど
- 体験版のオリジナル駒: Jerry
- 製品版で紹介されている駒: Plague Doctor
- アイテム例: 爆弾、ゴーストポーンを召喚するポーション
- 地形ギミック: 草、流砂、水、トゲ、竜巻、雷、スライム
- 対応言語: 英語、フランス語、オランダ語、スペイン語-ラテンアメリカ
- 日本語: 非対応
- インドネシア語: 非対応
- 最低ストレージ: 200MB
- 開発支援: Flanders Game Hub
体験版トレーラー、Steam、キーアート

チェックメイトを使わないチェスバトル
『Just Chessing Around』では、キングを守りながら相手をチェックメイトする通常のルールを主な目的としていない。各盤面は敵軍を全滅させるための戦闘エリアとなる。
プレイヤーはチェス駒で軍を編成し、中世風の世界にある複数の部屋を進む。敵の配置、駒の種類、盤面の状態は徐々に難しくなり、最終的にダークキングとの戦いを目指す。
ポーン、ルーク、ナイト、ビショップの動きはチェスを基礎としている。しかし、強化された駒や地形効果が存在するため、通常の定石だけですべての状況へ対応することはできない。
体験版では標準的なチェス駒に加え、Jerryというオリジナルユニットを使用できる。製品版ではPlague Doctorを含む追加の特殊駒が登場予定となっている。
5つのバフで駒の能力を変更
各ランではバフを入手し、その中から最大5つを装備できる。効果によっては、駒が本来のチェスでは不可能な行動を取れるようになる。
ルークが進行方向の駒を突き飛ばしながら突進する強化や、ナイトの移動範囲を大きく広げる効果などが用意されている。
装備枠が限られるため、複数の駒を平均的に強化するか、一つの組み合わせへ効果を集中させるかを選ぶ必要がある。
体験版には37種類のバフを収録。製品版では、さらに多くの強化、オリジナル駒、環境、ミニボス、大型ボス戦が追加される予定だ。
爆弾とポーションでルールを崩す
ラン中に持続するバフとは別に、最大2つの使用型アイテムを持ち込める。劣勢の場面を立て直したり、敵の密集した陣形を崩したりするために使用する。
爆弾は一定範囲へ影響を与え、ポーションはゴーストポーンを召喚できる。戦闘結果は、駒の移動範囲だけでは決まらない。
特殊な敵も同じ仕組みを利用する。ミニボスは自軍へバフを与え、アイテムを使い、プレイヤーの配置を乱すことがある。
現在の体験版には7種類のアイテムと1回のUnderling戦を収録。アップデートで追加されたショップでは、バフやアイテムを購入し、不要な駒をMimicへ売却できる。
盤面そのものが敵になる
各環境は、見た目だけが異なる通常のチェス盤ではない。マスごとの効果が情報を隠し、移動を制限し、駒を戦闘から取り除く場合がある。
背の高い草は中にいる駒の種類を隠す。流砂は同じ場所にとどまったユニットを沈め、竜巻は予定していた位置から駒を移動させる。
水、トゲ罠、雷、スライムなどのギミックも公開されている。プレイヤーは敵の攻撃範囲と同時に、数手先の盤面変化も考えなければならない。
各駒は感情を表す吹き出しも表示する。プレイヤーの判断へ反応し、流砂などの危険へ巻き込まれた際には動揺した様子を見せる。
注目ポイント
1)チェスの動きを残しながら制限を外す
駒の動きは分かりやすい一方、バフ、アイテム、地形によって通常のチェス理論だけでは解けない状況が生まれる。
2)ランごとに異なる軍を作れる
5つのバフ枠に何を入れるかによって、ルーク、ナイト、オリジナル駒などを中心とした別の戦術を構築できる。
3)盤面が両軍の作戦を壊す
草、流砂、竜巻、罠は、安全だった位置を直接攻撃なしで危険な場所へ変える。
4)主要システムを無料で試せる
バフ、アイテム、3種類の環境、ショップ、オリジナル駒、Underling戦を製品版発売前に体験できる。
ゲーム情報
現時点で判明している主な情報は以下の通り。
- 『Just Chessing Around』はCabbage Clubが開発・販売
- Cabbage Clubはベルギーの2人組インディースタジオ
- チェス駒の移動とローグライトの成長要素を組み合わせている
- チェックメイトではなく、敵軍を全滅させて戦闘に勝利する
- 複数の盤面を進み、ダークキングとの戦いを目指す
- 無料体験版は2026年4月27日からSteamで配信中
- 2026年8月のSix One Demo Daysで改めて紹介された
- 体験版には37種類のバフ、7種類のアイテム、5つのバフ枠を収録
- 使用型アイテムは最大2つまで所持可能
- 体験版の環境は草原、城、砂漠
- Underling戦を1回収録
- オリジナル駒Jerryを使用可能
- 製品版ではPlague Doctorなどの特殊駒を追加予定
- ボスとミニボスもバフやアイテムを使用する
- 各駒は行動や地形へ感情的な反応を見せる
- 製品版は2026年第4四半期の発売を目標としている
- Steamでは正式な発売日がまだ表示されていない
- Windows PC以外の対応機種は未発表
- 日本語とインドネシア語には対応していない
- 最新情報はSteamの『Just Chessing Around』公式ページで確認できる
- 無料版は『Just Chessing Around Demo』公式ページから利用できる
まとめ
『Just Chessing Around』は、チェスを土台にしながら、より自由なローグライト戦闘へ変えた作品となる。バフは駒の役割を変更し、アイテムは劣勢を覆し、地形は盤面ごとに戦術の組み直しを求める。
無料体験版はSteamで配信中。Cabbage Clubは製品版を2026年第4四半期に発売する目標を示しているが、正式な日付とほかの機種への展開はまだ発表されていない。