ローグライクとアーケードレースを組み合わせたPC用ゲーム『Reality Drift』が、「Tiny Teams 2026」に出展している。
出展にあわせて新たなゲームプレイトレーラーとキーアートが公開されたほか、Steamで配信中の体験版もアップデート。製品版は2026年第4四半期の発売を予定している。
クイックサマリー
- タイトル: Reality Drift
- 形式: PCゲーム
- ジャンル: ストラテジック・ローグライクレース、アーケードレース、デッキ構築
- 開発・販売: Arganoid Industries
- クリエイター: Andrew Gillett
- 対応機種: PC(Steam)
- 発売時期: 2026年第4四半期
- 正式発売日: 未発表
- 価格: 未発表
- 出展イベント: Tiny Teams 2026
- 開催期間: 2026年8月6日~13日
- 主催: Yogscast Games
- 新規公開素材: ゲームプレイトレーラー、キーアート
- 体験版: Steamで無料配信中
- 体験版収録ミッション: 6種類
- デッキ構築を採用したミッション: 3種類
- 体験版の登場人物: 5人
- 体験版のコース: 10種類
- 製品版のミッション: 全26種類
- CPU車両: 99台
- 基本ステータス: ACCEL、MAX SPEED、GRIP
- カード: 30種類以上
- レリック: 9種類
- 強化要素: BOOST、ANTIGRAV、SHIELD、REGEN BRAKING、NAVIGATOR
- ミッションバリエーション: デッキ構築、レース中のショップ、武器、レリック、特殊ルール
- 武器: Machine Gun、Rockets、Multi-Rockets、Mines、Earthquake、Orbital Whale
- クリア後: New Game+
- プレイ人数: 1人
- Steam機能: 実績、Steam Cloud、統計、ファミリーシェアリング
- 対応言語: 8言語
- 日本語: 対応
- インドネシア語: 非対応
- コンソール版: 未発表
トレーラー、Steam、キーアート、ゲーム画面

Tiny Teams 2026への出展にあわせて体験版を刷新
Tiny Teamsは、ソロ開発者やコアメンバー5人以下の小規模スタジオが手掛ける作品を集めたSteamイベントだ。
2026年は200本を超えるタイトルが参加しており、『Reality Drift』もその一作として選出された。
今回のアップデートで、体験版の収録内容は製品版全26ミッションのうち6種類へと拡大。そのうち3種類では、レースとローグライクデッキ構築を組み合わせたルールを楽しめる。
さらに、5人のキャラクターと10種類のコースが登場。グラフィックやゲームプレイにも調整が加えられ、作品の基本ループだけでなく、ミッションごとの違いも確認しやすくなった。
なお、Steam上の体験版リリース日は2025年8月5日のまま。今回は新規配信ではなく、既存の体験版を拡張するアップデートとなる。
速く走るだけでは勝てないレースゲーム
各ミッションでは、5コース以上を連続して走行する。
ひとつのコースを終えるたびに3つのルートが提示され、それぞれに次のコースとステータス強化がセットで用意される。
基本ステータスは以下の3種類。
- ACCEL: 加速性能
- MAX SPEED: 最高速度
- GRIP: コーナリング性能
直線主体のCat LandならMAX SPEEDを伸ばす選択が有効だが、細かなカーブが続くコースではACCELやGRIPのほうが結果につながりやすい。
ただし、直後のコースだけを見て決めればいいわけではない。現在の弱点を補うため、次のコースとは相性の悪い強化をあえて選ぶ判断も必要になる。
対戦相手は99台のCPU車両。CPUもプレイヤーと同じ条件で強化を選択する一方、全員が次に走るコースを決められるのはプレイヤーだけだ。
レース中に進むデッキ構築
一部のミッションでは、カードデッキを使ったローグライク要素が加わる。
各コースの開始時に3枚をドローし、ゴールすると手札を捨てる仕組み。カードの効果は手札にある間だけ発動する。
効果は、一時的なステータス上昇、恒久的な強化、特定条件を満たした際のボーナスなどさまざま。
次に引くカードを確認してからルートを選べるため、デッキの状況とコース選択が直接結び付いている。
製品版には、Furry Dice、Whalesong、ROFLCOPTERなど30種類以上のカードを収録予定。
さらに、ミッション開始時に選択する強力な装備として、Cowcatcher、Blessed Grenade、Edgelord Hatを含む9種類のレリックも用意される。
ショップや兵器、空から落ちるクジラも登場
全26ミッションが同じルールで進むわけではない。
コインを集め、レース途中に出現するショップでカードや強化を購入するミッションもあれば、全車両が兵器を装備するコンバットレースもある。
使用できる武器にはMachine Gun、Rockets、Multi-Rockets、Mines、Earthquakeなどが含まれる。
なかでも異彩を放つのがOrbital Whale。使用すると、首位を走っている車両めがけて宇宙からクジラが落下する。
攻撃を受けた車両は即座に脱落するのではなく、一定時間ステータスが低下。後続車に逆転の機会が生まれる。
そのほか、非常に高い能力値でスタートする代わりに、走行中は数値が急速に減っていく特殊ルールも確認されている。
癖の強い“神々”へ荷物を届ける
プレイヤーの仕事は、普通のレース大会で優勝することではない。
不思議な世界を走り抜け、傲慢で面倒な神々や権力者へ荷物を届けることが目的となる。
公開されている依頼主は以下の通り。
- 海の王を名乗るPisces Silverscale
- キノコ王国の王子Vincenzo
- 宇宙犬の骨として蘇ったLaika, Queen of Space
- 都市を支配するCEOのJohn Stonks
- 宇宙の最高存在を名乗るGod
キャラクターごとにミッションの方向性も変化する。Laikaの依頼では武器が導入され、カートレースのような攻防が展開される。
舞台もHeaven、Hell、Space、Fungus Kingdom、Cat Landなど幅広い。
レトロな2.5Dレースの構図を採用しつつ、一般的なピクセルアートではなく、カラフルな手描きグラフィックで独自の世界を描いている。
元Frontier開発者によるソロプロジェクト
本作を手掛けるAndrew Gillettは、Arganoid Industries名義で活動するインディー開発者。
かつてFrontierに在籍し、『RollerCoaster Tycoon 3』、『Dog’s Life』、『Thrillville』、『LostWinds: Winter of the Melodias』、『Kinectimals』、『Elite Dangerous』などの開発に参加した。
『Reality Drift』の着想は、Slay the Spireの配信で目にした、古いキャンピングカーのイラストがきっかけだったという。
そこから、OutRunを思わせるレトロなレース表現と、ローグライクならではの選択・構築要素を組み合わせた現在の形へ発展した。
製品版では全26ミッションを収録。すべてのレースを制覇すると、難度を引き上げたNew Game+が解禁される。
注目ポイント
1)ドライビングと判断力の両方が問われる
コーナリングが上手くても、数コース前の強化選択を誤れば勝ち切れない。レース中の操作とビルド構築が同じ重さを持つ。
2)ミッションごとにルールが変化
デッキ構築、ショップ、兵器、レリック、能力値の減衰などが加わり、同じ展開の繰り返しになりにくい。
3)ギャグがゲームシステムに組み込まれている
Orbital Whaleをはじめとする奇妙な要素は、見た目だけのジョークではなく、実際の順位争いに影響する。
4)体験版だけでも作品の幅を確認できる
6ミッション、5キャラクター、10コースを収録しており、短いチュートリアル以上の内容を試せる。
ゲーム情報
現時点で判明している主な情報は以下の通り。
- 『Reality Drift』はArganoid Industriesが開発・販売
- 主な開発をAndrew Gillettが担当
- Tiny Teams 2026へ出展
- イベント開催期間は2026年8月6日~13日
- 新ゲームプレイトレーラーとキーアートを公開
- Steamの無料体験版をアップデート
- 体験版には製品版全26ミッションのうち6種類を収録
- 3ミッションでローグライクデッキ構築を採用
- 5人のキャラクターと10コースが登場
- 99台のCPU車両とレース
- コース終了後に次のルートと強化を選択
- 基本ステータスはACCEL、MAX SPEED、GRIP
- 製品版には30種類以上のカードと9種類のレリックを収録
- ショップ、兵器、レリック、特殊ステータスルールを用意
- 全26ミッション制覇後にNew Game+が解禁
- 発売時期は2026年第4四半期
- 対応機種はPC(Steam)
- 正式発売日と価格は未発表
- 日本語を含む8言語に対応
- インドネシア語は非対応
- 体験版はSteam公式ページからダウンロード可能
- イベント参加作品はSteam「Tiny Teams 2026」特設ページで確認できる
まとめ
『Reality Drift』はTiny Teams 2026への出展にあわせ、新トレーラー、キーアート、拡張版の体験版を公開した。
Steamでは6ミッションを無料でプレイ可能。全26ミッション、30種類以上のカード、9種類のレリック、New Game+を収録する製品版は、2026年第4四半期にPC向けに発売予定だ。
- GamesPress — Tiny Teams Selection, New Trailer, Updated Demo, and Key Art
- Steam — Official Game Page, Q4 2026 Release Window, Features, and Languages
- Steam — Updated Demo Contents, Missions, Characters, Tracks, and Requirements
- YouTube — Reality Drift Official Gameplay Trailer
- Steam — Official Tiny Teams 2026 Festival Page
- Yogscast Games — Tiny Teams Rules, Team Size, and August 6–13 Festival Schedule